おすすめリングスリーブ圧着工具(第二種電気工事士試験に対応)

リングスリーブ圧着工具とは

リングスリーブ圧着工具は、第二種電気工事士の実技試験に必須の電工工具です。

電線同士を結線する際に使用するリングスリーブを挟んで潰して圧着するための工具になります。リングスリーブは必ず課題の中に入っていますので、この圧着工具も必須のアイテムになります。

圧着工具にはグリップが黄色いリングスリーブ圧着用のものと、端子の圧着など他の圧着に使うグリップが赤いものが有りますので、必ずグリップが黄色いものを購入しましょう。

結線する電線の太さと本数により、使うリングスリーブの種類や、圧着した際にリングスリーブに入る刻印が決まっています。この刻印が間違っていると一発アウトになりますので注意が必要です。

刻印には、○、小、中、大と4種類がありますが、第二種電気工事士の実技試験ではリングスリーブ大は使いませんので、○、小、中の刻印を入れられる圧着工具であれば問題ありません。

大まである圧着工具だと大きく値段も高いので試験向けではないかもしれません。ただ、私は後々現場で使うことも考えて、大の刻印も入る圧着工具を購入しました。

おすすめリングスリーブ圧着工具

リングスリーブ圧着工具は、様々なものが発売されていますが、きちんと基準通りの刻印が入るものであればどのようなものでも大丈夫です。

大きさも結構ばらつきがあり、私が購入したものは結構大きいもので少々扱いにくいところもありましたが、慣れれば全然平気でした。大きいと邪魔ですが、グリップが長いほうがテコの関係で力が入りますからね。まあ、手が小さいとかえって力が入りにくい可能性もありますが。

エビ AK17A

私が使ったリングスリーブ圧着工具です。○、小、中、大の4種類の刻印に対応しているモデルで、第二種電気工事士の実技試験には必要十分でした。もう少し軽く小さいモデルもあるので、少し大きくて重いかなとも思いましたが、本番でも問題なく使用できました。お値段もお手頃で性能も十分です。

ただ、レビューなんかを見ると、大きすぎて試験では使いにくいという声も少なくはありません。手が小さい方や握力の弱い方は中までに対応した小さなリングスリーブ圧着工具のほうが良いかもしれません。

また、将来的に現場で使うかもしれないから大も圧着できたほうが良いというメリットですが、実際の現場ではリングスリーブで圧着して電線を結線するシーンは少なく、現代の電工現場では差込形コネクタを使うことがほとんどのようです。

試験の実技練習で実際に使ってみれば一目瞭然ですが、リングスリーブと比べて差込型コネクタの優位性は圧倒的です。唯一コストだけが劣りますが、作業効率を考えれば実際の現場で圧倒的に差込形コネクタが使われるのも無理もありません。

また、万が一現場で使うにしても、大まで使う機会は非常に限られています。

これらの理由により、試験のことだけを考えて使いやすい中までに対応した小さな圧着工具を選ぶのもおすすめです。まあ私の場合は、慣れればデカイものでも全く問題ありませんでしたが、このあたりはお好みで。

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