不動産投資のメリットデメリット

不労所得を得るために必要な投資ですが、
なぜたくさんの投資の中から不動産投資が優れているのでしょうか。

このページでは不動産投資のメリットデメリットを解説します。

メリット

投資を行えば配当収入などとして不労所得を得ることができます。

これは、銀行に預けて貰えるわずかな利息に比べると、
はるかに大きい金額になります。

しかし、同時に投資にはリスクもあります。

銀行に預金しておけば、お金の価値が値下がりすることはありません。
(厳密にはインフレ続きの社会ですと価値は減っていきます)

しかし、投資をすれば、投資したお金の金額を大きく減らしてしまう可能性があります。

株式は会社という形のないものを、
株券という目に見える紙切れにして投資をこなうものです。

債券は、会社、政府、地方公共団体などへの債権を、
債券という目に見える紙切れにして投資をこなうものです。

例えば、株式投資を行って、万が一その会社が倒産してしまったら、
あなたが投資したものはパーになってしまいます。

債権や、投資信託でも同じです。
投資先が破綻すれば、一円も返ってこない可能性だってあるのです。

このように、株式や債券など有価証券への投資は、
投資した金額を大きく減らしてしまうリスクがあるのです。

その一方、不動産投資は、マンションや土地や一戸建てなど、
実体として存在する資産へ投資するものです。

当然、景気や需給などによって、価格は上下するものの、
完全にゼロになってしまうリスクは極めて少ないのです。

地震や火災などのリスクもありますが、保険でカバーすることができます。

株式投資などに比べて、比較的安全性が高く、リターンもそこそこなのです。

したがって、預金の金利では満足できないものの、
株式投資などのリスクは取りたくないという人が、
ミドルリスク・ミドルリターンを狙える投資ということになります。

デメリット

不動産投資のデメリットは、キャピタルゲインを狙う株式投資などと違って、
急速に資産を増やすことができないという点です。

しかし、株式投資よりもリスクが少ないのですから、当然といえます。

リスクの高い株式投資では、急速に資産を増やすどころか、
急速に資産を減らす可能性もあるわけです。

一方の不動産投資は、資産の増え方は緩やかですが、
資産を減らす可能性は極めて低いのです。

また、ネットでクリックするだけで投資できる、
株式投資や債券投資、投資信託と比べて、
多少の労力が必要である点も大きなデメリットです。

不労所得といいながらも、不動産投資は結構手間がかかります。

あくまでサラリーマンとして、長時間キツイ労働をするのに比べれば、
不労で所得を得られるということです。

物件を探したり、現地に見にいったり、購入手続きをしたり、
リフォームを行ったり、客付けのために不動産屋に行ったり、
家賃を請求したり、と意外と労力が要ります。

すべてを業者に任せるという手もありますが、
自分の取り分がお幅に減ってしまいます。

できる限りは自分でやっていきたいものです。

他の投資と不動産投資の違い

不動産投資とその他の投資の特徴をまとめてみました。

なぜ、不動産投資をお勧めしているのかがお分かりいただけると思います。

不動産投資 株式投資 債券投資 FX 預金・貯金
リスクと
リターン
ミドルリスク・
ミドルリターン
ハイリスク・
ハイリターン
ミドルリスク・
ミドルリターン
超ハイリスク・
超ハイリターン
ローリスク・
ローリターン
インフレ耐性 × ×
主な利益 インカムゲイン キャピタルゲイン インカムゲイン キャピタルゲイン インカムゲイン
必要な労力 ×

※ここでいう不動産投資とは、物件を購入して、
賃貸に出し収益をあげるようなスタイルを指します。
転売を行ってキャピタルゲインを狙うような業者向けの投資モデルではありません。

※ここでいう債券投資とは、個人が個人向け国債を購入して、
償還まで保有するようなスタイルを指します。
機関投資家のように積極的に売買して、
売却益や償還差益を狙う投資モデルではありません。

不動産投資

土地や一戸建て住宅、マンションや商業ビルなど、不動産を買って、
賃貸に出し家賃収入を得るのが不動産投資です。

安く購入して高く売り、キャピタルゲインを得るようなことも可能ですが、
それはプロの不動産業者の領域です。

個人の不動産投資家は、
インカムゲインとしての家賃収入を狙うのが普通です。

不動産の価格は、株式などに比べると変動が緩やかで、
倒産してパーになることがなく比較的リスクが少ないのが魅力です。

また、不動産という実物資産を購入しているため、
インフレに対する耐性があることも大きな魅力です。

比較的リスクは低いものの、
預金利息よりもはるかに高い家賃収入を得ることができます。

もちろん預金よりはリスクがあるものの、
投資の中では比較的安全で、
返ってくるリターンもそこそこ期待できます。

株式投資

株式を売買して、その差額で儲けるのが株式投資です。

株式の保有者には、配当収入もありますので、
インカムゲインを得ることもできますが、
これはほとんどの銘柄で微々たるもので、株式投資の醍醐味ではありません。

あくまでも、安く買って、高く売り、差益を得るのが目的です。

株式には相場があり、値段は常に変化しています。

安く買って高く売れば利益が出ますが、その逆もあり得るわけです。

また、購入した会社が倒産してしまえば、投資金額がパーになりかねません。

このようにリスクがあるのが株式投資です。

成長段階にある国家では、インフラ企業など安定銘柄に投資して、
長く保有すれば、安定した資産形成に寄与できます。

しかし、成熟しきった日本経済においては、
日本株式市場そのものが大幅に成長することは考えられず、
すでにゼロサムゲーム(決まった量のパイの奪い合い)となっています。

あまり安定した資産形成に向いているとはいい難いのが現状です。

債券投資

債券投資は、国や企業などが発行する債券に投資するものです。

簡単に言えば、国や企業などにお金を貸して、利息を得るということです。

この利息は、銀行預金などの利息よりも高いことがほとんどです。

ただ、貸した先の国家や企業が破綻すれば、お金は全額戻ってこないでしょう。

預貯金よりは利息が多いものの、リスクがあるのが債券投資です。

ただ、国債などは円と運命共同体的なところがありますので、
預貯金とそれほどリスクが変わらない気もします。

また、債券投資を行っていても、インフレへの備えにはなりません。

インフレ傾向になれば金利が上昇し、
過去に発行された債券の金利には魅力がなくなるため、
取引価格が下落して売却すると損をします。

また、償還まで待っても、インフレにより債券の額面の価値は下落しています。

FX(外国為替証拠金取引)

FXとは、外国為替証拠金取引のことです。

外貨預金と同様に外国の通貨に投資するものですが、
FXは、自分の持っている元本の何倍もの投資を行うことができるのです。

簡単に言えば、借金をして投資を行うことができるのです。

株式投資の信用取引も同じようなものですが、
自分の持っている元本の3倍までしか投資することができません。

一方のFXは、元本の25倍まで投資することができるのです。

当然リスクも25倍で、わずかな相場の動きで全財産を失うことになりかねません。

その反面、わずかな相場の動きで莫大な収益を上げることもあるのです。

とにかく、FXのハイリスクハイリターンはすさまじいものです。

実に90パーセントの人が損をしているともいわれています。

これは投資ではなく、投機も通り越した、ただのギャンブルです。

資産形成にFXを組み込むことは考えられません。

あくまでギャンブルとして楽しみましょう。

間違ってもFXで食っていくなどと馬鹿げた考えを持ってはいけません。

預金・貯金

現金を銀行に預金、または郵便局に貯金しておくことは、
円という通貨を単純に保有している状態です。

インフレ傾向になれば、その分、保有している円の価値は下落していきます。

現在の日本では、緩やかなデフレ傾向にあるので、
円建てで保有していても資産価値が目減りすることはありません。

しかし、この傾向が未来永劫続くとも限らないのです。

少子高齢化が続き、国際競争力が衰えるようなことがあれば、
莫大な借金を抱えた日本がインフレの方向に進むことも考えられます。

もちろん、物価の大きく上昇していない現在の日本では、
円として現金を保有していてもローリスクです。

その分、リターン(利息)も微々たるもので、
預金利息で生活していこうと考えれば、莫大な元本が必要になります。

100億くらい現金を持っている人なら、定期預金の利息で生活できそうですね。

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