そもそも株式投資って何??

皆さん知っていると思いますが、本当に何も分からない人のために、ここから入っていきます。
簡単に言うと、会社そのものですね。株式を保有している人みんなで会社を保有しているのです。つまり株を保有しているという事は、会社の一部を保有しているという事なのです。
えっ!会社は社長さんの物じゃないの??と思うかもしれませんが、株式会社の場合は会社は株主のものです。社長はオーナーの株主に雇われているだけの勤め人です。
まあ、しかし、日本では伝統的に株主の権利はあまり認知されておらず、会社の役員の力が強いので、会社は社長はじめ役員の物というイメージは強いのですが・・・
とにかく、株を保有する事は、会社の一部を保有する事だという事です。
そもそも、経営者たる社長と、保有者である株主が一致しないのはなぜでしょう。社長が会社を設立して、オーナーになれば良いように思えますが、そうもいきません。
例えば、あなたが今すぐに会社を設立しようとしてできますか?ネット時代ですし、小さな会社でしたら可能かもしれませんが、大規模な設備が必要となる会社は作れません。そこで、友人からお金を借りるわけです。借りる際、普通に借りて、後に儲かったら普通に返しても良いのですが、出資してもらうというやり方もあります。出資というのは資金を出してもらう事です。その代わり、出してもらった金額に応じて、その会社の権利の一部を譲り渡すのです。資金を出してもらう代わりに、権利を渡すのですから、資金は返さなくてもいいのです。そういった訳で、株式は元本が保証されていないばかりでなく、決まった価値が無いんです。さて、権利といっても目に見えないものですので、譲り受けた証明として株券を発行してもらうのです。こうして何人もの人から出資してもらって会社を設立するので、株式会社は社長一人のものではなく、出資したみんなの物なのです。よって会社があげた利益は、株主に還元されます。これが配当金です。会社の決算時に株式を保有していると、配当金がもらえるのです。



株式取引とは

なんだ、じゃあ株の取引をするというのは、会社の設立の手助けをする事なんだね。出資をして、会社のオーナーの内の一人になって、儲かったら配当金をもらうんだね。と、思うかもしれませんが違います。
配当金は微々たる物です。日本では、オーナーであるはずの株主は重視されないので、会社が儲けた金は株主に還元されず、会社内にためられます。よって配当なんか当てにできません。
ハー??じゃあ出資する意味なんて無いじゃん。と、思うかもしれませんが、そうではありません。
株券は会社を保有する権利の証明書の様な物ですから、価値があります。つまり、設立時にはあまり価値が無くても、やがて大会社になれば、数倍、数十倍、数百倍、あるいはもっと価値が上がるかもしれないのです。価値が上がっても、株券で物は買えませんから、お金に換金したくなります。そこで株券を売ってしまうのです。
こうして、株券の売買が始まります。売買があるという事は相場があります。人気がある株は値段が上がり、人気が無い株は値段が下がる。会社に業績によって人気も変動しますから、株価も変動します。ここなんです。変動によって儲けるのです。つまり安く買って、高く売れば良いだけの事です。
そうです、会社を設立するために出資なんてする必要は無いのです。既にある会社の株を売り買いすればいいのです。これがいわゆる一般的に言う株式取引です。そもそも会社設立のための資金集めが目的だった株式ですが、株式取引は既にある株を売ったり買ったりするだけなので、あまり関係が無いのですね。
本来の資金集めのための取引が行われる市場を発行市場と言います。我々が投資したりして儲ける、既に発行されている株式が取引される市場を流通市場と言います。
ちなみに、本来株から得る利益である配当金などをインカムゲインと言います。
一方、株を売り買いすることによって得た、差額の利益をキャピタルゲインと言います。
本来でしたら出資をして、インカムゲインを得たいところですが、現代の株式投資ではキャピタルゲインが中心です。ようは、買った値段よりも高く売ればいいだけのことです。まあ、それが難しいのですが・・・

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