アフィリエイトで稼ぐにはクソ胡散臭いマインドとかいうやつが必要なのか?
2015年になり、はや1週間が経つものの、思うように筆が進まない(´・ω・`)
今年こそは今年こそはアフィリエイトで鬼のような利益を稼がないといけない!
2006年に起業して以来、アフィリエイトをほとんどやっていなかったため、アフィリエイト月収20万円前後をうろついています。かつてアフィリエイト月収7桁だったのが嘘のようですね。
まあ、サイトあまり作っていないので当然というば当然ですがね。本業のネット小売業の方が儲かるので、ついついそちらに力を入れてしまいます。
しかし、ネットショップ経営を10年近くやって、最近改めてアフィリエイトの素晴らしさに気付かされました。なんといっても手間いらず、初期投資がいらず、在庫リスクが無く、利益率が高い、理想的なビジネスです。もしネット小売業と同じような利益があげられるなら、アフィリエイトの方が望ましいのは言うまでもありません。
そもそも10年近く前にアフィリエイトをやめて起業したのは、アフィリエイターという身分は世間から見れば無職なのではないのか?アフィリエイトで一生食べていけるのか?という疑問からでした。
しかし、10年近く商売をやってきて気づいたのは、どんな職業でも関係ない、結局稼いだものが勝ちなのだということです。同時期に起業した仲間は沢山いますが、どんなに立派な仕事をしていても、詐欺まがいのことをやってきた人より全く稼げていない人がゴロゴロいます。そして詐欺まがいのことをやって来た人が、稼いだ金を元に立派風な仕事を起こして社会的評価が高かったりするわけです。
まあこれは極端な話で誠実な商売をするに限りますが、結局商売の中身なんて全く関係ないということです。稼いだお金が全てです。詐欺や倫理観に欠ける商売はいけませんが、社会に迷惑をかけない商売で稼ぐなら内容はどんなものでもいいのです。
最近は世間の目や事業内容にはこだわらなくなりました。効率よく稼げるなら一生アフィリエイターでもいいと思っています。
そこで去年、アフィリエイト復活宣言を出したものの、本業が忙しくて全然サイト作成ができませんでした。
しかし、ただ忙しいだけでなく、サボりぐせが発動していたのも事実。今年は心を入れ替えてサイト作成に勤しみます。アフィリエイトで稼げるならそれに越したことはないのです。
アフィリエイトには、ネットショップのメール対応とか電話対応とか発送とか、仕入先とのやりとりとか、在庫管理とか、その他もろもろとか何もないのです。サイトが当たれば、広告収入が入金するのを待つだけ。リスクや面倒事ともおさらばです。
今年こそはアフィリエイト大復活を目指しますが、やはりネックとなっているのは天性のサボり癖、逃げ癖です。サイトアフィリエイトで稼ぐ最大のノウハウは、質の高い大量の記事をネットに上げることです。小手先のテクニックよりも量をこなすことが何より大切です。よって、私のように筆の遅い、サボりぐせのある人間はアフィリエイターとしては致命的なんです。
アフィリエイトとはちょっと違うのですが、情報商材の業界で稼げるノウハウを買っても9割以上の人は全く稼げないと言われていますが、ほとんどの原因は購入者が実行しないことにあります。
もちろん詐欺的な情報商材やコンサルが溢れているのが情報商材という半分詐欺みたいな業界なので、教材自体に原因があることも多々あるでしょう。
しかし、結局は購入した人が実行しないというのが最大の原因です。現時点で私は情報商材を売ったことも紹介したこともありませんが(今年から試験的にやってみようかなと思っています)、業界の外にいても購入者が実行しないことが稼げない最大の要因だと断言出来ます。まあ、これはネットビジネスで10年以上稼いでいる経験からわかります。
もちろんリアルビジネスでも同じで、実行する事こそが事業成功の最大のノウハウなのです。これは本当です。実行すること、そして実行し続けること、これが事業で成功するための最初で最高のノウハウです。
最初の一歩を踏み出すことが出来る人は1割でしょう。そして歩き続けられる人は、そのまた1割でしょう。なるほど、事業で成功するのが難しいわけです。しかし、歩み続けていれば、大なり小なり結果はついてくるものです。
私は、1歩踏み出すことは比較的できるのですが、持続するのが苦手です。サイト作成は地味な一人作業で、これを年単位で毎日実行することは結構な困難です。実際の仕事内容はサイトを作ることで、サラリーマンとして働くよりもはるかに容易なことです。
しかし、自分の意志で働き、自分の裁量で仕事が出来る環境で、仕事量を保つことはなかなか困難なことです。ここで自分を律して、粛々と仕事量をこなせるかが成功できるか成功できないかの違いなのです。
本当にここが鍵です。一歩踏み出して持続できるか否か。もちろん実業リアルビジネスでも同じですよ。上司から指示が飛んでくる、上司から成績のプレッシャーがある環境では働ける人でも、起業して自分の裁量で働くことになった途端にさぼってしまうということはよくあることです。
これを律するために自己啓発やマインドなんてものがあるわけです。前置きが長くなりましたが、今日は、マインドとは?なんで猫も杓子もマインドマインドなの?というお話をしたいと思います。
この記事のもくじ
マインドとは
稼げるという情報商材やコンサルを購入したことがある方ならお分かりだと思いますが、ひどい場合時間の半分以上がビジネスのノウハウではなくマインドで占められていたりするわけです。
私も8年くらい前に神田昌典氏の2日で7万円くらいのセールスレターの書き方セミナーを聞きに行ったことがあるのですが、2日間のうち核となるレターの書き方のノウハウは1時間も無いくらいでした。95パーセントが自己啓発やマインド系の内容だったのです。
それでもセミナーは大盛況で、延べ1000人位の人がセミナーに来ていたはずです。先の公演で聞きに行っていた起業仲間が半分洗脳された目で帰ってきたのを思い出します。自己啓発系の内容はハマる人にはハマるみたいですね。私は大変不満でしたが、5%のセールスレターの書き方の内容がなかなか良かったので、まあ納得して帰ってきました。
本来1時間で済むセールスレターの書き方のセミナーが、自己啓発要素を添加することで2日間のセミナーに化けてしまうわけです。1時間のセミナーでしたら1万円とれれば良い方でしょうが、2日間のセミナーなら7万円を取れてしまうわけです。
つまり、自己啓発系の内容というのは、セミナー開催側・コンサル側・講師側からすれば、教材の内容に肉付けを行い、本来の価値の何倍もの値段をつけることができる添加剤のようなものです。
鶏肉に大豆蛋白などをごっそり添加してナゲットにするのと同じです。内容が細くても自己啓発系の内容を添加すればボリューミーな教材に早変わりです。
マインドというやつも要は同じことです。”mind”とは直訳すれば、精神や意識という意味ですね。つまりは気の持ちようや考え方です。
ビジネスにどういう姿勢で望むのか、どういった精神や考え方をもっていれば成功できるのか、というまあ簡単に考えれば自己啓発と同じようなものです。まあ難しく考えずに自己啓発系の内容を格好良くマインドと呼んでいると考えれば良いでしょう。
なにゆえマインドが必要なのか(情報提供者側編)
情報を売る側がマインドマインド言うのは、先ほど解説したとおり、しょぼいビジネスノウハウを綺麗に飾って価値を高めるためです。肉付けして教材にボリュームを出すことで、なんとなく価値が有るように見せかけることができるわけです。
大半がマインド的な内容でビジネスノウハウが少なくても、その少ないノウハウさえ良ければ、私のようなある程度リテラシーの高い層も納得するわけです。
一方、マインドはリテラシーの低い層にも非常に効果的です。自己啓発系の内容は下手をすれば宗教的な洗脳力を持っていますので共感共鳴しやすい人は、すっかり洗脳されて講師の信者となってしまうわけです。
こうなればしめたもの、講師側は怒涛のマインド攻勢で購入者に夢と希望を与えて、次々に自分の教材やセミナーを売りつけます。洗脳されたおバカさんは、どれだけ稼げなくても夢を見させられているうちは次々に大枚をはたいて教材を買っていきます。
このように、自己啓発系の内容をセミナーや情報商材に盛り込むことは、販売者側にとって様々なメリットがあるのです。キーワードは夢を見させること。結果が出ていなくても夢を見ているうちは不満の声は出てこないのです。大金を払って全く稼げていないのに講師を尊敬してやまない人ってかなり多いんですよ。
まったく夢って怖いですねえ。ベンチャーやブラック企業で、やり手の強欲経営者が若い無知な子を使い潰す手法に似ていますね。キーワードは夢を見させることと、気持ちをもり立てることです。これには自己啓発系の教育が最も効果的です。
アフィリエイトにはマインドが本当に必要だったりする(情報購入者側編)
なんかマインドについてネガティブなことばかり書いてしまいましたが、こんなことが書きたかったわけじゃない。今日一番書きたかったことはこれから書くことです。マインドは正しく理解して正しく使えば、あなたにとって非常に役に立つものです。
まず、一つ強調しておきたいのは、マインドは他者から注入されるものではなく、自分で自分に注入していくものだということです。
他者から注入されるからいいように洗脳されてしまうのです。そうではなく、他者からキャッチしたマインドを一度自分で咀嚼して、今までの自分経験や勉強してきたことと共に消化して、自分なりのマインドを完成させることが重要です。自己啓発系は全てそうです。人からダイレクトにマインドを注入されたら、その人色に染まった洗脳人間の出来上がりですよ。
では、アフィリエイターやビジネスマンは、どのようにマインドを活用していけばいいのでしょうか。その最大の効果はやはりモチベーションの維持でしょう。
この記事の最初に話が戻りますが、アフィリエイターにとっては、一歩踏み出し継続することが最大のポイントです。しかし、自発的に自分の裁量で努力を維持することは、相当な困難を極めます。そこでマインドの出番となるわけです。
先ほど情報提供者側がマインドを盛り込むメリットとして、散々なことを書きましたが、実はちゃんとした理由もあるのです。またまた今日の最初の内容に戻りますが、稼げる情報を購入しても稼げない人の9割以上は実行しないためだという話がありましたね。そして継続できる人はそのまた1割だと。講師側にとって生徒が実行しないということは一番困ることです。どれだけ素晴らしいノウハウを提供しても、購入者が実行しなければ結果が出るわけはありません。そして結果を出すためには相当な作業量が必要になるのです。
アフィリエイトは楽して稼げる、だれでも1日3クリックで確実に稼げる、などという馬鹿げた詐欺レターが蔓延していますが、そんなわけがありません。アフィリエイトで稼ぐのってすごく大変なんですよ。そういった大変な仕事のモチベーションをコントロールするために、正しくマインドを使っていく必要があるわけです。
辛い単純作業が延々続き、圧倒的な作業量が必要なアフィリエイトビジネスにおいて、モチベーションを維持するために、マインドを学び活用していくというのは重要なキーになってきます。
ビジネスを進めつつ、自己啓発系の本などで勉強していくといいと思いますよ。もちろん実業や会社生活でも使えます。
ただし、繰り返しになりますが人から与えられたマインドにどっぷり浸かるのではなく、自分なりに咀嚼して活用していくことが重要です。人の考え方や姿勢で気に入ったところだけ導入していけばいいのです。
お気に入りのあの人がそうしろと言っているからそうする、なんてことはあってはなりません。これいいなと思ったものだけ自分なりにアレンジして取り入れればいいのです。
くれぐれも洗脳されることのないように、正しく活用していきましょう。
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