指名検索やサイテーションなど権威性がないとSEOは無理!SNSと動画投稿で顔を売れ
一つ前の記事でユーチューバー宣言をしましたが、これは何も単純に動画で収益を上げたいという意図に留まらないのです。
もちろん動画が沢山再生されて、Youtubeから広告収入があがれば嬉しいですが、この大競争時代にすでにレッドオーシャンになりつつあるYoutubeで広告収入を満足にあげられる地位まで行けるかは非常に未知数です。
そこは宝くじ当たるかなあくらいに考えていて、実はオーサーオーソリティの貯金を増やすためにやる面が強いのです。
まあオーサーオーソリティというか、私自身のブランディングですね。今まではブログやサイトというものが前面に出ていて、その著者である私は全く顔が見えていなかったのです。
それでも十分やっていけるのがサイトアフィリエイトやブログの世界だったわけですが、御存知の通りここ2年ほどのgoogleアップデートで、YMYL分野を中心に権威性が非常に重要視されるようになりました。
私がメインとしていた物販アフィリエイトのサイト群も、ここ2年ほど下落傾向にありましたが、2019年3月のコアアルゴリズムアップデートでとどめを刺されました。
今では大手メディアの記事が上位を独占していて、個人ブログが出る由もありません。権威性のない個人ブログは完全に終わりです。
内容はどう考えても私のサイトのほうが専門的で詳しいのです。そりゃそうですよ、長年その商品扱っているプロなんですから。
しかし、商品についてろくに分かっていないような在宅アルバイトのライターが書いたと確信できるようなクソ記事が、大手メディアのドメインパワーに乗って上位を独占しているのですからお手上げです。
ドメインパワーもその一例ですが、そのメディアに権威性がないと、いくら良い記事を書いたところで全く鳴かず飛ばずなのが、今どきのSEO界隈なのです。
そこで権威性を高めるために、いちばん重要なことがブランディングです。サイト名でも著者名でもよいのですが、とにかく固有名詞として情報発信者の名前が認知されることが最低条件になります。
この記事のもくじ
googleは権威性をどう判断するのか
権威性というのは、そのサイトがどれだけ信頼できるのかという指標です。
数年前にウェルクが問題を起こし、ネットの情報の正確性の問題がクローズアップされ、誰が書いているかわからないようなサイトはグーグルから信頼されずに上位表示はできなくなりました。
ウェルクの問題で言えば、医療や健康に関する情報は、医療機関自身のサイトや、医師の運営するサイト、または医療機関とリンク構造などで繋がりが濃いサイトなど、医療の専門家が書いたと推測される記事でないと上位表示されなくなりました。
つまり、どれだけバックリンクを受けたドメインパワーのあるサイトであっても、医療関係のサイトには勝てないということになります。
他分野でも同じことで、その分野のスペシャリストが執筆した記事が何よりも優先して上位表示されます。
分野によっては誰がその分野の権威であるかわかりにくい部分もありますが、その分野で情報を多く発信していて、なおかつ多くのフォロワーやリピーターを抱える人物の権威が高くなると考えられています。
サイテーション
たとえば、サイテーションです。これはバックリンクの概念に似ているのですが、サイトやブログなどのウェブメディアや、SNSや掲示板サイトなどで、ある特定のサイト名やそのURL、その著者名などに言及されると、そのサイトや著者の権威性が上がります。googleのことですから、言及箇所前後の情報も同時に分析しているでしょう。
人から言及されるくらいなら、それなりに話題になったり有名な権威ある人物だろうと考えられるためです。もちろん空アカウントなどで、自作自演で色々な場所に書き込んでも無駄で、書き込み手の権威性もまた考慮されるのです。
たとえばSNSで考えると、有効なフォロワーを多く抱えた権威あるアカウントで言及されると、より権威性が高まりますが、フォロワーゼロの使い捨て自作自演アカウントで言及しても無駄ということです。
もちろんSNSだけでなく、ブログやウェブサイト、メディアや動画サイトなど、あらゆるネット上の場所で、サイト自体や著者の権威性情報が収集されていると考えられています。
指名検索
指名検索というのは、サイト名やブログ名がgoogle検索で検索されることです。
通常検索エンジンで検索するのは、何か調べ物をしたり、悩みごとの解決を目的としたワードになります。
例えば「〇〇の始め方」、「ムダ毛 対策」など具体的な悩みや調べたい事項です。
しかし、サイトやブログが多くのリピーターやファンを抱えるようになると、何か目的があるというよりも新しく記事が更新されたかなと定期的にサイト名で検索してくる人が増えます。これが指名検索です。
指名検索で人が来るということは、そのサイトにファンが付いていたり、何度も訪問するリピーターがいるということですから、少なくとも酷い内容が掲載されているサイトでは無いということが推測できます。
つまり、指名検索がたくさん取れているサイトやブログは、権威性があると見なされるのです。
あなたは、googleサーチコンソールやアナリティクスのリファラーで、自分のサイト名で検索されてサイトを訪れた人を見たことがありますか?
これが確認できないということは、あなたのサイトやブログは全く指名検索を取れていないということになります。これはYMYLなどの分野や、競争の激しい分野においては、結構致命的なことです。
指名検索を取るためには、とにかくサイト名やブログ名をシンプルでわかりやすく、かつオリジナリティ溢れるものにする必要があります。
キーワードを何個も詰め込んだような昔ながらのSEO意識のサイト名では駄目で、自分のニックネーム+ブログ=○○のブログくらいのしょうもない名前の方がよほど良いのです。
シンプルで短く、かつ自分だけを識別できるようなオリジナリティに溢れた名前でないと駄目です。
例えば田中さんがブログを作るとして、「田中のブログ」なんていう名前じゃ、どこの誰のサイトか識別できませんよね。この世に田中さん何人いるんだよという。
シンプルで覚えやすく、かつ自分だけを指し示すオリジナルのサイト名を考えましょう。
著者自身の権威性と信頼の貯金が一番重要です
サイテーションや指名検索など、サイトの権威性を測る指標が重要と分かったところで、どうやって高めていけばよいのかというのが難しいところです。
これはもう時間をかけて信頼を勝ち取るしかありません。
まず、サイト内容が抜群に優れていることは最低限の条件です。検索画面に表示されてからのクリック率、クリックしてサイトに移ってからの滞在時間や回遊ページ数、検索画面に帰ってくる率などもgoogleは検知していますので、検索エンジンからの訪問者がすぐに戻るをクリックするようなコンテンツでは問題外です。
初めての訪問者が直帰するようなクソコンテンツでないと、徐々に検索結果も上昇しますので、初訪問客が増えてきます。ここで何割をリピーターにできるかが鍵です。
検索から来た人が、記事を読んで問題解決して帰ってしまったり、広告に飛んでどこかに去ってしまっては、単なる焼畑農業から抜け出せません。
そうではなく、偶然検索から来た人を、サイトのファンにして固定客化しなくてはいけません。
そこで有効なのがSNSやメルマガやラインアットやYoutubeです。ブログ記事の下やサイドなどに、これらSNSに登録するように誘導するようにするのです。
各種SNSであればフォロー、メルマガやラインアットでしたら登録、Youtubeでしたらチャンネル登録を促します。何らかに登録させて繋がりを作れば、一見さんの焼畑農業になりません。
とにかく何らかに登録してもらって繋がりましょう。一度限りのお客さんにしては駄目です。
記事下の一等地は広告にしたいところですが、SNS登録に促す文言も並行して掲載しましょう。
この際に、何らかのインセンティブがないとなかなか人は動かないということを考える必要があります。単に登録してくださいとリンクを掲載したところで、登録率なんて1%にも満たないでしょう。
例えば、メルマガやラインアットでしたら、登録で何らかな無料レポートなどのプレゼントを約束したりという感じですね。
何らかに登録してもらって繋がりができれば、そこから情報発信してより信頼を重ねます。しっかりした発信を行っていれば、さらに他のSNSなどにも登録してもらえますます繋がりが濃くなります。
こうなればリピーターからファンになっていき、自然とSNSで拡散に協力してくれたり、著者やブログにSNSやブログで言及してサイテーションに貢献してくれたりします。
指名検索でサイトを訪れて、サイトの権威性を高める原動力にもなってくれるかも知れません。
つまりは、信頼の貯金をすることにより著者やサイト自身がブランディング化されて、ファンがSNSなどを通じて繋がってくれれば、自然とサイテーションや指名検索は増えていくものなのです。
ブログだけで検索流入を目指して運営していても、結局焼畑農業から抜け出せません。しっかり繋がって、リピーターを確保することが重要です。
初心者はブログより前にSNSで権威性を高めろ
ネットビジネス初心者で、これからブログに参入したいと考えている方は、ブログを始めるのも良いですが、それよりも何よりもSNSでの存在感を高めることが優先でしょう。
あなた自身に権威性がないと、ブログ100記事以上書いたところで、ガキの小遣い程度の収入にしかなりませんよ。
ブログだけで生活できるくらいの広告収入を目指すなら、あなたとサイトの権威性を高めるほうが遥かに大事です。
権威性を高める、すなわちネット世界で名を売るためには時間が必要です。だから何よりも早く取り組まないといけないのです。
SNSで1万フォロワーがいる人なら、ブログを始めても素早く結果を出せてしまいます。Youtubeも同様です。ネット上で影響力のある人が圧倒的に有利なのです。
これから始める人も、長年やってもブログが伸び悩んでいる人も、まずはSNSで影響力を高め、権威性をgoogleに認めてもらうことが、第一に優先しなくてはいけないことなのです。
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