インフルエンサーに騙され新卒の就職を捨て新しい働き方wを目指す若者よ目を覚ませ!

最近はSNSや動画投稿サイトでインフルエンサーが猛威を奮っています。

インフルエンザじゃないですよ。まあ寒くなってきたこの時期、そちらはそちらでそろそろ猛威を振るうでしょうけど。

インフルエンサーというのは、その名の通り影響力を持った情報発信者のことです。

最近は、影響力を持つということはお金になることであると多くの人が理解してきて、これを目指す人も多いようですが、一歩間違えれば社会の害悪になりかねない存在ですからね。

影響力が大きすぎるがゆえに、誤ったメッセージを世に発信し続けることで、社会を悪い方向へも導けるので要注意です。

さて、一口にインフルエンサーと言っても様々な発信を行っている人がいて、女性ですとファッションや美容が一番でしょうけど、男性にとってのそれは何と言ってもお金儲けや投資などになります。

金稼ぎ系もそのジャンルは多岐に渡りますが、働き方やライフスタイルに関する情報発信に影響されて、人生を誤ってしまう若者が増加しているようですので、ここで警告を発したいと思います。

新卒で企業に入社するのはバカバカしい?新しい働き方を模索する若者

私が危惧しているのは、最近は各業界で人手不足で大変なことになっていますが、募集をしても全然若者が応募してこないということです。

単に少子化で新たに就職戦線に入ってくる人数が減り続けているというのもありますが、それだけではなく働き手がより待遇の良い職場に集中していることもあるそうです。

大企業と中小零細では待遇に雲泥の差がありますので、ある程度こういう傾向になるのは仕方がないことですが、最近はあまりに顕著で大変らしいですね。

そうはいっても、大企業に学生が集中したところで、その多くは希望の職場に就職できないわけです。しかし、だからといって零細に就職しようとはなかなかならないようです。

ショボい会社に入るくらいならフリーランスとして働きたいと考える若い世代が多いようで、起業副業ジャンルの情報商売やセミナービジネスなどが非常に活況になっています。

最近はオフラインでの情報ビジネスや詐欺も活況のようで、大学生が騙されて多額の借金を背負うなどのケースも頻発して社会問題になっています。

全ては若者の将来不安につけ込んだ悪質な詐欺なのですが、フリーランスとして一旗揚げたいと考える学生が増えている今、こういった罠に引っかかる学生が増えるのも当然と言えましょう。

しかしね、こういった考えは身を滅ぼしますよと強く警告を発したいですね。フリーランスがバラ色だと思っている若い人は目を覚ましてください。大嘘ですよー!

フリーランスならばバラ色?そんなわけ無いでしょう!うまい話なんか無いのです。フリーランスとかかっこよく言っていますが、要は個人事業主のことですからね。

個人事業主の年収が低いことは既にデータとして出ていて、その平均年収は300万円台と言われています。

もちろん経費を計上したあとの話ですので、サラリーマンとは単純に比較できませんが、平均年収で420万円程度とされていて、正社員の男性に限っていうと平均でも500万円に到達するくらいとされているサラリーマンの年収と比べて低すぎます。

私のお世話になっている税理士いわく、担当しているクライアントのフリーランスで自分よりも年収稼いでいる人はおらず、ほとんどが赤字に近いレベルで何とか耐え忍んでいるとのことです。

フリーの開業税理士の年収は、死ぬほど働いて1500万円が限界とされていますので、何十人と担当するフリーランスのクライアントがいるなか、1500万円にすら到達する人が一人もいないということです。

この税理士はネット系に強い人ですので、クライアントも自ずとネット系のビジネスがメインです。ネットで大儲けしている人なんてほんの一握りで、多くは貧困状態なのが現実です。

弁護士や税理士などの士業、意外と稼ぎの良い土木系の一人親方など、ガッツリ稼げる手に職系のフリーランスを含めても、平均年収300万円台ですからね。

なーーーんもない、ネット起業()のフリーランスの所得がどうなっているのかなんて、お察しでしょう。

インフルエンサーというよりアジテーターですよ情報発信者は

これはらは企業に入って働くのはバカバカしい、これからは個人の時代だ、社畜として搾取されるな、フリーランスで個人の力で稼ぐのが良い、なんていう無責任な情報発信者が多すぎるんですよ。

こういった声は、将来に不安を覚えるものの大企業に就職できる見込みはない学生には聞こえはいいのでしょうね。夢を見ることが出来ます。

しかし現実は残酷です。フリーランスでガッツリ稼ぐことを夢見る若者の内、実際に望んだ通りの成功を収められるのはナン割でしょうか?

割で考えるのもバカバカしいですね。実際は%の世界でしょう。つまり、1割にも満たないということです。多分成功できるのは5%位だと思いますよ、死ぬ気でやった人の中でデスヨ。

いい加減な気持ちで、就職から逃げるためにフリーを選んだ人が成功できる確率なんて、1%にも満たないでしょう。

実は、私も就職してやっていけないだろうと思いフリーを選んだ逃げの起業マンですが、ネットビジネスに参入した時期が早かったことが功を奏してなんとか成功できました。

今はみんなが副業を目指しているので、とてつもない競争のレッドオーシャンになってしまっていて、昔よりも難易度が格段に上がってしまっています。

にもかかわらず、インフルエンサーたちは、就職するなんてバカバカしい、会社に搾取される社畜にはなるな、なんて煽って若者を扇動しているのです。

これではインフルエンサーというよりアジテーター(扇動者)ですよ。

彼らはフリーで働く人が増えることで、自分たちの見込み客が増えるから無責任に煽っているだけですからね。

ゴールドラッシュだ金を掘って一攫千金を目指せと煽っておいて、自分たちは金を掘る道具を売りつけて儲ける気なんですからね。

悪質なインフルエンサーが、こうやって若者が足を踏み外すようなことを放蝶して周って、若者の人生を台無しにし、人手不足を加速させて、企業は仕方無しに移民を求め、社会がめちゃくちゃになってしまうのです。

私はくり返し言っていますが、専業で新しい働き方()なんて目指すべきではありません。新しい働き方とか言っていますが、ようはネットビジネスのことですからね。

本職がネットビジネスってw

あなたそれ親戚の前で胸を張って言えますか?子供の作文で書かれてクラスで発表されて、心穏やかでいられますか?

それはね副業なんですよあくまでも。いやネットビジネスもフリーランスもノマドワーカーも良いと思いますよ。私もやっていますしね。でもあくまでも副業としての立ち位置ですからね。

本業がそれ一本とか正気の沙汰じゃないでしょう。40代でリストラされたおっさんが残りの人生の食い扶持を絞り出すために泣く泣く始めるならともかく、未来ある若者が新卒採用を捨ててやることじゃありませんな。

学生もサラリーマンも副業で取り組むのは素晴らしいよ

何も私はネットビジネスやフリーランスが悪いとは言っていないのですよ。繰り返しますが私もフリーランス17年目くらいですからね。

大学在学中に個人事業主の開業届を税務署に提出してビジネスを開始しました。この学生の内に始めるというのが非常に重要なのです。

大学生というのは成人して色々自分で動けるようになる年齢であり、かつ親の庇護のもとヌクヌク生活できるモラトリアム期間でもあります。

これを利用しない手はないのです。勉学に励み、就活を頑張るのはもちろんですが、それと並行して自分のビジネスを立ち上げるのがおすすめです。

サラリーマンになると忙しすぎて、よほどバイタリティあふれる豪傑でないと、気力体力がついて来ません。

入った会社にもよりますが、私の場合は平日に副業なんて取り組めないのはもちろん、土曜日は1週間の疲れを癒やすのに精一杯、日曜日は翌日から始まる1週間に備えて気力体力をチャージするので精一杯でした。

それでも会社をすぐに辞めることが出来たのは、大学生の時にアフィリエイトを始めて、新卒入社時点で月収が7桁あったからです。社会人になってからはじめていたら、アフィリエイトでは1円も稼げなかったでしょう。

だから学生のうちにはじめておくのが圧倒的におすすめです。

しかし、社会人になってからでも諦めることはありません。私のように体力がなく諦めやすい性格でなければ、コツコツ取り組んでいけば結果が出るかもしれません。

副業であれば生活費はサラリーマンとしての給料から捻出できますので、気負わず気長にコツコツとビジネスに取り組めます。どれだけ結果が出なくてもとにかく続けることが重要です。

そう副業ならば何の問題もないのです。だって失敗しても、本業はサラリーマンなんだから何の問題もないもんね。

これが本業だったら悲惨ですよ。インフルエンサーにマインドシェアを奪われて、新卒で就職せずに、はじめからフリーランスとしてビジネス始めていたら、成功できなかったらおしまいです。

一度新卒採用を捨ててしまえば、もうそれっきり終了です。あとはどれだけ上手くいかなくても、フリーランスにしがみついて、必死に日々の食い扶持を絞り出すしかありません。

もちろん一部の人はサラリーマンとは比較にならないくらいに成功して大金持ちになりますよ。でもその他大勢は、サラリーマンの年収には到底到達しない悲惨な立場になります。

要は期待値の問題なのです。フリーは一握りの人は突き抜けますが、大多数の人は地を這いつくばります。一方のサラリーマンは誰ひとりお金持ちにはなりませんが、最低限の保証はされています。

しっかり就職活動を行い、企業に勤めて給料を受け取り、プラスアルファで副業を行いリスクヘッジをして、溜まったお金を投資に回してお金に働かせる、これが理想の形です。

間違ってもフリーランスを本業に選ぶようなことはやめて、しっかり勉強に励み就職活動をしましょう。起業は副業でやればよいのです。

どうしても就職がいや、あるいは能力的に社会で働けなさそうと考えるのでしたら、私のように学生の内に起業して成功を収めてしまうことです。

フリーランスに憧れるのでしたら、必ず学生の内に始めてしまって、就活が始まる時点で月200万円~300万円くらいは稼げるようになっていましょう。

たかだか月100万くらい行ったからって、俺すげー!で就職しないのは危険ですよ。フリーの収入なんて不安定なもので、それが今後50年続くかどうかなんて誰にもわかりませんよ。

とにかくインフルエンサーに憧れて社畜をバカにしているそこの若者!一度冷静になって自分の頭でよく考えてみてください。あなた騙されていませんか?

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