孫正義のeコマース革命は嘘?YAHOOショッピングがポイント原資負担料率変更という名のロイヤリティ復活で激改悪

やっぱりね・・・というか何というか、ハゲこと孫正義がまた大嘘をついて日本中のネットショップを騙しました。

孫正義は昔から様々な嘘と強引な手法で会社を拡大してきましたので今更という感じなのですが、本当に今回という今回は呆れ果てました。金輪際、孫正義、ソフトバンク、ヤフージャパン、その他関係各所を信用することはないでしょう。

今から2年前、楽天やアマゾンに押されて衰退の一途を辿っていたヤフーショッピングは、起死回生を狙って初期費用、月額利用料、ロイヤリティを無料にするというeコマース革命を、代表の孫正義自らが会見を開いて表明しました。

その席上で、孫正義は「ヤフージャパンはこれまで間違っていた」とまで言い放ったのです。「自由であることが期待されているインターネットにあって、eコマースの分野だけは不自由なままだった。摩擦係数ゼロの世界に発想を切り替えた。」とまで表明して無料化を大々的にアピールしたのです。

この革命的な変革に、これまで楽天市場に出店していた有力店や、自社ショップで営業していた小さなショップや、これまでネットショプは持っていなかった小売店や個人までもがこぞってヤフーショッピングに出店しました。

この結果、2年経った今、出店店舗数は楽天市場を超えました。流通額は楽天市場に全く及ばないものの、前年同月比で30%の伸びという急成長を遂げています。ショップが客を呼び、客がショップを呼ぶ好循環で完全に勢いを取り戻したのです。

鴨が集まったらエサを取り上げる孫正義お得意のメソッド

これは完全にヤフーショッピングの時代かと思われた本日、とんでもない発表がなされました。なんと、2016年4月から、売上にかかってくるポイント原資負担が1%から2.5%にアップするというのです。

eコマース革命でロイヤリティが無料になったといっても、何もかもが無料になるわけではなく、かかってくる手数料というものがあります。例えばクレジットカード決済手数料です。これはどうやってもかかってくるものなのでかかるのは当然です。またアフィリエイト経由で売れた場合はアフィリエイターに払う報酬である1.3%~負担する必要があります。

その他、モールならではのポイント原資負担というのがありまして、今回はこのポイント原資負担が1パーセントから2.5パーセントに値上げとなるわけです。ヤフーショッピングでお買い物をすると1%のTポイントがつきますが、これは出店しているショップが負担しているのです。

では、2016年4月以降は、ヤフーショッピングで買物をすると2.5%のポイントが付くのかというと、そうではありません。お客さんがもらえるのは1%のTポイントのままです。どういうこと??

残りの1.5パーセントはどこに行ったのよ?

最近ヤフーショッピングではポイント増額キャンペーンを行っており、表向きはこういったポイント増額原資に充てるということらしいです。ポイント増額で集客力が増えるので出店者のメリットになるだろうという主張ですが、無理あるでしょう。

ポイントが増額されるのはヤフープレミアム会員のみのため、実質的に出店者のコスト負担でヤフープレミアム会員を集めることになります。さらにヤフープレミアム会員の会費も月額498円に値上げだってよ。分かり易すぎやろ・・・

表向きはポイント原資増額とか言ってますけど、もうこれって実質ロイヤリティ復活なんですよね。つまり孫正義は全国の小売業者を騙してヤフーショッピングに出店させたわけです。ロイヤリティは無料だけど、その他いろいろの名目でガンガン値上げするからよろしくねと。

もちろん未来永劫無料であるという契約書を交わしたわけではありませんので文句は言えませんが、あれだけ大々的に無料を宣言してYAHOOショピングに出店させておきながら、鴨が集まったら条件を悪くしていくというのは卑怯この上ない手法です。

私のように無料化を信じて自社ショップを閉じて、ヤフーショピングに統合してしまったショップは詐欺にあった気分です。今後は4月までに再度自社ショップを立ち上げるかどうか考えなくてはいけません。大変な手間です。もう私は金輪際 孫正義という男を信用することはないでしょう。

ツイッターなどを見ても怒りの声があがっていました。

ヤフーショッピングは楽天市場やアマゾンなどと比べてロイヤリティが高いのか

激改悪で失望させられたヤフーショッピングですが、結局他のモールと比べて手数料は高いのでしょうか安いのでしょうか?

面倒なのであらゆる手数料をまとめてロイヤリティと考えるとして、全注文がクレジットカード決済であるとして考えてみます。初期費用は一時的なコストなので無視します。また各モールともに一番標準的なプランを選択するとします。また、多めに見て売上の半分がアフィリエイト経由で売れるものとします。

  月額利用料 ロイヤリティ カード決済手数料 ポイント原資 アフィリエイト報酬
ヤフーショッピング 無料 無料 3.24%~ 2.5%~ 1.3%~
楽天市場 54000円 2.0~4.5% 2.65%~
(月額基本料3240円)
1%~ 1.3%~
アマゾン 5292円 8~20% 無料 無料 無料

ヤフーショッピングは、月額固定費ゼロで、ロイヤリティが6.39%かかります。

楽天市場は、月額固定費57240円で、ロイヤリティが6.3%~8.8%かかります。月額売上が多いほどロイヤリティの率は低くなります。なお、カード決済手数料は楽天カード決済の率で計算しているため、他のカードだともう少し高くなる。

アマゾンは、月額固定費5292円で、ロイヤリティが8%~20%かかります。商品カテゴリによって異なりますが、概ね10~15%になります。

こうしてみると、何のかんの言っても、まだまだロイヤリティはヤフーショピングが一番安いことが分かります。しかし、単純にロイヤリティだけで考えれば良いということではありません。

モールの集客力も考えなくてはいけません。強気の値段設定の楽天市場やアマゾンの方が売れるのは間違いありません。YAHOOショッピングの集客力はまだまだです。

ロイヤリティが安いものの集客力に劣るヤフーショッピングか、ロイヤリティは高いものの集客力のある楽天市場か、出店は悩ましいものです。

改悪の影響

改悪されてもなお安いことが判明したヤフーショッピングのロイヤリティですが、それでは今回の騒動の影響はないのでしょうか?

1.5%の値上げなので劇的な影響はないとは思いますが、長期的に見ると影響は避けられないと思います。

まず、カート利用が激減するでしょう。自社ショップと統合してレンタルカート代わり使えるモールから、楽天市場などと同じ自社ショップと平行して運用する普通のモールに変わるということです。

私のように自社ショップを閉じて、ロイヤリティが殆どないため自社ショップ代わりに使っていたショップは間違いなく離れていきますし、今後は新規で自社ショップ代わりにヤフーショッピングを使うショップはなくなるでしょう。あくまで楽天などと同じ単なるモールに成り下がったのです。

また、集客力のあるショップが外部から顧客を送り込むことが無くなるでしょう。私のショップもそうですが、ヤフーショッピングの集客力に頼るというよりも、自社媒体からヤフーショピングにアクセスを流すことで売上を立てています。

なぜなら、同じアクセスを流し込んで売るなら、ロイヤリティの高い楽天市場よりも、安いヤフーショッピングで売ったほうがコストが少ないからです。ただ、この差が結構縮まってしまった以上、より集客力のある楽天のショップを育てたり、独自ドメインの自社ショップに流したほうが有利なのです。

また新規出店も減る傾向になると思います。私もネットショップで起業したいという方には、ここ2年間はヤフーショッピング出店で始めることを薦めていましたが、今後は以前のように独自ドメインのショップから始め、ある程度成功したら楽天へ進出することを薦めます。次にアマゾン。ヤフーは二の次三の次です。

あくまでも今回の改悪で退店まで進むショップは少ないでしょうが、退店しなくても力のかけ方の比重は変わってくるはずです。今まで2年間一生懸命ヤフーのショップを育ててきた出店者の心が楽天に回帰することは避けられないでしょう。

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