覗き見防止フィルターなんて使い物にならん!ELECOMのEF-PFS133W2がクソ過ぎた件

私はアフィリエイトとECで生計を立てているのもあって1日中サイトを作っている事が多いのですが、自宅や事務所ではなかなか作業が進まないこともあって、よくカフェなどに出向いて作業を行っています。

いつもは郊外の空いているカフェなどに行っているので大丈夫なのですが、たまに都内に用事ででかけた際などに用事の合間にカフェに入ると席の間隔が狭いことがあります。

またクロスシートの新幹線や特急電車や普通電車グリーン席などの中でパソコンで作業をする時、横からの視線が気になることがあります。

自意識過剰と言われるかもしれませんが、人の画面をジロジロ覗き込んでくる人っているんですよね。

別にイケナイ内容を閲覧しているわけでもなく、半社会的なサイトを作成しているわけでもないのですが、どうも作業中に画面を覗き込まれるのは気持ちの良いものではありません。

そこで前から導入しようしようと思いながら導入できていなかった、覗き込み防止シートをノートパソコンの液晶画面に貼ることにしたのです。

結果的には、私史上始まって以来の大失敗の買い物になってしまったわけですが、せっかくなのでレビューをしてみることにしました。

価格も手頃なELECOMのEF-PFS133W2を買ってみた

ネットで色々調べた結果、ELECOMのEF-PFS133W2を購入することにしました。エレコムという安心のブランドである点と、なにより値段が手頃な点に惹かれました。

アマゾンの評価がえらく分かれているのが気になりましたが、エレコムなど格安品で評価が別れる商品を購入しても失敗したことがなかったので、安いものだし取り敢えず買ってみるかということで購入しました。

早速届いてこんな感じです。パッケージは過不足なしといった感じですね。

裏面の説明はこんな感じ。クリックで拡大します。
取り付け方の説明は裏面のみで説明書も入っていないという男らしさ。

中身は覗き防止シートと、取り付け用の両面テープ類のみとシンプル。
こいつを液晶画面に貼り付けるだけなんですが、取付方法には3通りあります。

①4箇所の両面テープでモニターに直接貼り付ける「モニター貼りタイプ」
②4箇所を取り外し可能なシールで留める「フレーム貼り(フィルター固定)タイプ」
③フィルターをスライドさせて簡単に外せる「フレーム貼り(フィルタースライド)タイプ」

脱着が出来る方がいいかなと思いましたが、取り敢えずはぴっちり貼ってみようということで、直接両面テープで画面に貼り付けるモニター貼りで取り付けてみます。

とりあえず覗き防止フィルター取り付け前の裸の状態の液晶画面です。
取り付けるラップトップはパナソニックのレッツノートCF-MX3です。
視野角の広いIPS液晶だけあって、角度がついてもバッチリ見えてしまいます。

ここで致命的なミスに気づく。このPCのモニタ12.5型じゃん・・・
もし大き過ぎたら後ほどカットしよう。

早速取り付け!まずは貼り付ける面の保護シートを剥がします。
裏表を間違えないようにしないと。

四隅に付属の両面テープを貼り付けて、液晶パネルに直接フィルターを貼りました。

そして表面の保護シートを剥がします。

これで完成!やはり横がチョットはみ出してしまっています。後でカットしましょう。
しかし、高さは意外と調度良いくらいでした。
ピッタリ12.5型のフィルターじゃ少し高さが足りなかった可能性もあるな。

早速、隣から覗きこまれた時どうなるか試してみました。少し角度をつけると暗転していきます。

角度をつけていくとどんどん見えない範囲が広がっていって・・・

このくらいの角度がつくとほとんど見えなくなりました。

隣の席からでは全く見えないですねこれは。覗き見防止機能は抜群のようです。
これなら安心して外で作業ができますね。
新幹線の中などでも安心して個人情報を扱う仕事も出来ます。

フィルターが浮いてしまい使いものにならない

覗き見防止機能は十分に優れていることが分かりましたが、困った問題が発生しました。
フィルターを付けた後、どうも画面がぼやけて見難いのが気になります。

はじめは大きめのサイズを付けているので横のはみ出している部分が原因で浮いてしまっているのかなと思いましたが、どうもそうでもない様子。
元々、レッツノートCF-MX3自体が液晶画面側のボディが薄型でペコペコしているのですが、それが原因とも考えられます。

しかし、この覗き見防止フィルター自身にもかなり問題がある気がします。
これはカッチリした面に貼り付けても、おそらく浮いてくるともいます。
そもそもフィルター自体は厚さ0.5ミリくらいの樹脂の板でペコペコしています。
これでは4角を貼り付けたくらいでは中心が浮いてきてしまうのは無理も無い気がします。

もっとフィルムみたいに面全体が画面に密着する仕組みでないと中心が浮いてくるのは避けられません。
たちの悪いことに少しでも浮くと文字がぼやけて見えなくなってしまうのも困りものです。

試しに指でフィルターを画面に密着させると文字が見えるようになりますので、100パーセント浮きが原因です。どうやってもこの浮きを解消することは難しそうなので、使うことを諦めました。高く無駄な買い物になってしまったトホホ・・・

画面とシートを密着できても非常に目に悪そう

それにしても指で密着させて文字がぼやけない状態でもかなり見づらいのも気になります。これ仮に綺麗に画面に密着させることが出来ても相当見づらいですよ。

仕組みとしては、開いたブライドの様に縦長の壁(ルーバー)が連続して無数にフィルターに入っていて、画面の発光方向を正面方向のみに絞ることで、正面からしか見えなくしているようです。

このルーバーに乱反射するのか、あるいはルーバーが僅かな影になるのか、画面がギラツブになってしまって大変目への負担が大きいのです。

電車内などで短時間作業を行う分には問題ないのでしょうけど、とても長時間使用に耐えられるような画質ではありません。確実に目を悪くします。

ということで正しく使えたとしても私の用途には合いそうもないので、覗き見防止フィルターの導入は諦めました。プライバシーが守られても目を悪くしてはどうしようもありません。

覗き見防止シートを購入しようと考えている方は、本当に必要なのか、購入を考えているものが性能的にどうなのか徹底的にチェックすることをおすすめします。正直こんな画質じゃ長時間使用には全く適しません。

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