副業にアフィリエイトを選ぶメリット・デメリットとは
なぜ副業というとアフィリエイトを考える人が多いのでしょうか。
まあ副業といっても、バイトをしたり、自分で事業を起こしたり、ネットビジネスをやったりといろいろですが、最近ではネットビジネスに取り組む人が一番多いのでしょうね。
何か副業を行おうと思ってネットで「副業」と検索すれば、ネットビジネスを薦めるサイトばかりゴロゴロ出てきますからね。まあ、こういうサイトの運営者からすれば、ネットビジネスをやるように仕向けて、自分の教材を買ってもらうことでお金を稼いでいるわけですから当然です。
完全に教材を売る側の都合でネットビジネスを薦めている訳ですが、実際に副業というものを考えた時に、ネットビジネスが最適であるということは紛れもない事実です。
そこで今日は、今さら聞けないアフィリエイトやネットビジネスのメリットとデメリットを考えていきましょう。なぜ猫も杓子もネットビジネスなのか、副業としてネットビジネスを選ぶことは具体的にどのようなメリットがあるのかを解説していきます。
この記事のもくじ
ホリエモンの提唱する儲かるビジネスの4原則を思い出そう
そもそも、副業にしろ、本業として起業するにしろ、これから取り組むべき優れた効率のよいビジネスとはどのようなものなのでしょうか?
色々な考え方がありますが、あのホリエモンが提唱したという「起業してほぼ確実に成功する方法」4原則はかなり参考になるので考えてみましょう。
①利益率の高い商売
これはホリエモンが提唱云々の話ではありません。はるか昔から商売の常識中の常識ですね。粗利が取れない商売などやるべきではないのです。
私はネットショップという小売業を10年近くやってきたのでこの辺りは痛感しています。粗利80%のごっそり利幅が取れる商品を売っても、粗利10%のぎりぎりの価格競争を強いられている商品をその8倍の個数売っても利益は変わりません。利幅の薄い商品を売るということは、同じ利益を上げるのに8倍の労力をかけて、8倍のリスクを負うことになるのです。
多少売上が下がっても粗利益率を大切にしなければ小売業は成り立ちません。もっとも型番商品をネットで販売していては価格競争は避けられず、自ずと粗利は取れなくなってしまいますが。まあ、ネットショップ経営のお話は今日の本題ではありませんので、この辺りで割愛します。とにかく利益率を重視するというのはあらゆる商売において絶対の法則なのです。
その点、アフィリエイトや情報商材ビジネスというのは、粗利益率が100%なので、抜群に優れた商売なわけです。必要経費はサイトを作成する機会費用のみです。世の中でこれほどに粗利益率の高い商売は他に思いつきません。まさに理想的なビジネスなのです。
②在庫を持たない商売
在庫を持つ商売といえば、代表的なのは小売業でしょう。ネットショップでもメーカー直送等にしていなければ、自社で在庫を抱えることになります。小売経験者でないと感覚がつかみにくいと思いますが、在庫というものは消費者が考える以上に恐ろしいものなのです。在庫を持つ商売には資金繰りという問題が出てきます。
小売店にお金が入ってくるのは当然ものが売れた時ですが、それよりも以前にお店に商品を並べる前に仕入れる必要があります。つまり、物が売れてお金が入ってくる前に、お金を払ってものを仕入れる必要があるわけです。そのために金融機関があったり売掛買掛という制度があるわけですが、小売店はお金のやりくりが大変です。まあ、この辺りが上で述べられている利益率とも絡んでくるわけですが。
また、在庫として持ってい商品は会計上は資産としてみなされるため、仕入れた段階で支払ったお金は損金になりません。商品が売れた時点で初めて損金となるのです。したがって粗利益率の低い商品ばかり取り扱って大量に売れ残ったりすると、税金を支払うお金がなくなってしまうような恐れも出てきます。
お金の問題だけでなく、在庫保管コストというものも馬鹿になりません。消費者側からすると在庫の保管コストなど考えもしないことですが、小売店からするとバカにならないコストなのです。私は10年間のネットショプ経営期間の中で半分は倉庫を賃貸で借りていました。この間支払った家賃は2000万円にも及びます。商品によっては空調管理が行き届いた保管場所が必要な場合もあるでしょう。とにかく在庫を保有するということは、それだけで大きなコストがかかるのです。世の中には倉庫業などという物の保管プラスアルファだけで経営している企業もあるくらいなのです。
その他、売れ残りのリスクというものもあります。なぜ世の中のアパレルショップが定期的にバーゲンセールを行って、売れ残り品を激安で売りさばくのかといえば、服が腐ってしまうからです。食品はもちろんアパレルも腐るんですよ。流行のあるファッションは翌年には売れないのです。したがってその年に売り切らなければ、在庫は評価損となってしまい帳簿上の価値が著しく低下してしまい、実際にもろくな価格で売れなくなってしまいます。
いかがでしょうか。在庫を持つということがいかに大きなリスクを抱えているかお分かりいただけましたか。その点アフィリエイトは在庫を持つ必要が一切ありませんので、在庫リスクがゼロです。情報商材という商品を売る情報販売ビジネスも、商品自体が”自社製”で仕入れる必要がなく、デジタルデータをコピーするだけですので在庫保管コストも一切不要です。
③定期的に一定額の収入が入ってくる商売
小売業をやっていると、毎月毎月不安がつきません。先月はこれだけ売れたけど、今月もこれくらい売れるだろうか?という不安を常に抱えています。特にネットショップにおいては、来月売上がガラッと下がってしまうということも大いに考えられます。そういった意味で毎月定期収入が入ってくるビジネスが羨ましくもあります。
毎月定期収入が入ってくるビジネスとして第一に思いつくのは、会員制ビジネスですね。例えば、毎月一定の金額がかかるアプリなどがそうですね。まあ、基本料金が毎月かかる携帯電話もある意味会員制ビジネスでしょう。その都度焼畑で物を売っていく小売業よりも、毎月一定のお金が自動で入ってくる会員制のビジネスが優れているのはもっともなことです。
さて、アフィリエイトはと考えると、残念ながらこのタイプのビジネスには当てはまりません。しかし、アフィリエイトの先にある情報販売やコンサルなどの領域に行けば、会員制ビジネスへの道もひらけます。
④資本ゼロあるいは小資本で始められる商売
これは一からビジネスを築こうと思った時に一番考えなくてはいけないポイントです。先日も儲からない?コンビニより多い歯科医院の驚きの儲けとはという記事で指摘しましたが、起業が失敗してしまう原因の多くは、初期投資にお金を注ぎ込みすぎることです。人は起業する時、起業だああ!俺も一旗揚げるぞーーーー!とテンションが高まっているので、ついつい気合を入れて初期投資を行ってしまうのです。借金をして起業した場合などは最悪ですね。
商売は小さく、できる限り小さく始めて、徐々に大きくしていくことがポイントです。しばらく経験して、いけると思ったら資金調達をするなどしてリスクを取って急拡大を狙うのも手ですが、一番最初から大きく出るのは愚かな行為です。
とはいえ、事業を起こすには最初に大きな資本が必要になります。製造業を始めようと思ったら数千万~億単位のお金が必要になりますし、小さな小売業でも数百万のお金が必要になります。その点、資本が全く必要なく、身一つで稼げるアフィリエイトというのは、リスクがなく初めて事業を行う人には最適なのです。お金をかけて儲けの拡大を狙う手法もいくらでもありますが、完全に無料で始めることもできるのです。かかるのは自分の機会費用だけです。
これが初めての起業や、サラリーマンの副業にアフィリエイトやネットビジネスを薦める最大の理由になります。始めるのにお金がかからない。これに勝る理由がありますか?お金がない人も平等にチャンスがあるのです。自分のアイデア次第でリターンに天井はありません。
以上4つになります。いかがだったでしょうか?こうしてみるとアフィリエイトやネットビジネスが、いかに優れたビジネスであるかお分かりいただけると思います。かくいうホリエモンも有料メルマガという上記の4原則全てを満たしたビジネスを行っていて、刑務所の中でも年収1億円以上あったのは有名な話です。現在でもメルマガやブログなどで1億以上の収入を得ているものと思われます。かつてあれほどの企業を経営していた天才が熱心に取り組んでいることからも、アフィリエイトが優れたビジネスであることが分かります。
ホリエモンの事業成功4法則でアフィリエイトを含むネットビジネスのメリットは十分すぎるほどお分かりいただけたと思いますが、以下ではもう少し補足していきたいと思います。
ネットビジネス界隈でよく聞くレバレッジが効くとはどういうこと?
レバレッジときいてまず思い出すのは、FXや信用取引ではないでしょうか。レバレッジとは「てこ」のことです。他者から資金調達を行うことによって自己資本の何倍もの投資を行い、大きなリスクをとって大きなリターンを得ることを目指します。
一方ネットビジネス界隈でよく聞くレバレッジというのは、1対多のビジネスを可能にするネットビジネスの特性のことです。自分の投入した労働力の何十、何百、何千倍ものリターンが帰ってくる可能性が仕組みを「てこ」にかけてこう呼ばれているのでしょうか。
この1対多というのが、アフィリエイトを含むネットビジネスの最大のメリットでもあるわけです。
たとえば、あなたが生命保険の営業マンだったとしましょう。飛び込み営業のローラー作戦で家を1件1件回るとしましょう。話を聞いてくれるのは100件に1件、さらに契約してくれるのは1000件に1件がいいところでしょう。まあ、優秀な営業マンならこの比率がグッと高まりますが、それでも足を使った営業では月に数件の契約をとれれば御の字でしょう。
ところがアフィリエイターが、各社の保険を比較するサイトを作ったらどうでしょう。もしサイトがヒットして「生命保険 比較」で1位に表示されたりすれば、毎日数万人の人が比較サイトを見て、毎日数百人の人が契約してくれることになるかもしれません。
これがまさに1対多のビジネスが可能であるということなのです。相対の営業マンでは不可能な1人で数十万人に営業をかけるということができてしまうわけです。これがネットビジネスのアフィリエイトの恐ろしいところなのです。この特性を活かせば、たった一人の会社で年商数十億ということも十分にありえます。
場所や時間を問わないノマドワークが可能
昨年だか一昨年だか話題になったノマドワーク、場所や時間にとらわれない自由なワークスタイルなんて夢物語のようですが、アフィリエイトなら実現可能なんです。会社勤めはもちろん、自分で企業を経営していても、自営業でも、はたまたネットショップの経営ですら事業所に縛られることになります。
私はネットショップの経営を行っていますが、発送作業はほぼ毎日行わなければいけませんので、1周間の海外旅行など夢のまた夢です。しかし、発送作業や顧客サポートのないアフィリエイトならどうでしょう。1年365日海外にいてもネットに繋がる環境さえ確保できれば、ノートパソコン1台で商売が完結してしまうのです。
世界を旅しながらアフィリエイトで年収1億円以上を稼いでいる川島和正さんなどは有名ですね。こうした自由な労働スタイルを採れるのもアフィリエイトやネットビジネスの大きな魅力です。
これに英語力が加われば、海外を顧客にネットビジネスをネット上だけで行うこともでき、国境にとらわれない生き方を選択することもできるようになります。夢が広がりますね。
ということで、今日は今更ではありますが、初めてのビジネスや副業にアフィリエイトを選ぶメリットについて再確認しました。
今から商売を始めるのにアフィリエイト以外を選ぶ意味が分かりません。どうしても飲食店をやりたいなどの夢がある人は、その道に進むのもよいでしょう。しかし、ただお金を稼ぎたい、会社をやめて自由になりたいと望む人が、ハイリスクで成功確率の低い事業を始める意味が分かりません。
世間体を考えて実業をやりたいという人も、アフィリエイトでお金をためてから起業する方法だってあるわけです。借金をして事業を始めるよりもはるかに現実的だと思いませんか。私も大学生時代にアフィリエイトでためたお金で起業を果たしました。
今では稼いだお金で不動産投資なども行っており、新しい事業も色々と考えています。それでも始まりはアフィリエイトでした。そして今、アフィリエイトの素晴らしさを再確認してアフィリエイトにも復帰しようとしています。副業を始めようとしている方はぜひアフィリエイトを調べてみてください。
ちなみにアフィリエイトと名乗っていても、実態は全然違う詐欺もありますのでご注意!
最初は有料の情報商材とか買う必要ないと思いますよ。無料の情報で試してみて、ちょろちょろ稼げたら、そのお金で有料の”有益な”商材を買って加速するのもいいでしょう。
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