ノウハウを無料で教えるなんてトンデモナイ!稼ぎの種を世に出すなら必ず現金化しよう
世の中では情報商材の販売やセミナー開催やコンサルの請負いで大金を巻き上げるインフォプレナー(情報起業家)の評判がすこぶる悪い。
まあそれもそのはずで、情報商材屋というのはこの15年ほどネット上でやりたい放題に行儀の悪い商売を行ってきたのです。さらにいえばネットが広まる前もオフラインの情報商材などいくらでも存在しました。私も中学生のころ伸長法などという情報商材をポスティングされていたチラシから買ったことがあります。
私がアフィリエイトを始めた2000年台初頭ごろの情報商材といえば29800円程度が相場で今から考えれば安いのですが、アフィリエイターだった私は情報商材屋の人はあくどい商売やっているなあと思ったものです。
2010年台に入り与沢翼あたりの世代の情報起業家が参入したあたりから、商材は30万円以上の超高額時代に突入します。もはや訳の分からない値段の領域に突入しています。コンサルならこの値段も分かりますが、ただのDVDや動画の教材が送られてきて30万円です。更にバックエンド商品も用意されていて100万円や300万円といった世界になります。
それでも内容が伴っていればいいのですが、たいていの情報商材の内容なんて碌なものではありません。というか、内容が超素晴らしいノウハウの塊であったとしても、動画やテキストファイルが送られてくるだけの通信教育では成功するのはほぼ不可能です。
情報商材なんて買ったところで99%の人は稼げないのに、さも全ての人が稼げるかのごとく煽って高額な情報商材を売りつけてきたのですから評判が最悪なのは当然です。たとえ真面目に価値ある情報を適正価格で販売し続けてきた人でも、ひとくくりで情報商材屋として見られてしまいます。
もちろん価値の無い情報を高額で売るような詐欺的金儲けを行うことは褒められたことではありませんし、あなたは絶対に手を出すべきではないでしょう。しかし、何が何でも情報やノウハウをお金に変えることは悪いことではありません。
情報を売ることが何が何でもダメなことであるなら、世の中の実用書などの書籍の販売もダメなことになってしまいますし、コンサルタントなどという事業は成り立たなくなってしまいます。情報を売ることがダメなのではなく、価値の無い情報を騙して販売することがダメなことなのです。
逆に情報をタダで配り歩いたりすれば、自分が大損することになります。あなたの持っている情報には必ず価値があるのです。本日は、情報を世に出す時には必ずお金に変える必要があるというお話です。
この記事のもくじ
ノウハウをタダで教えるお人好し稼げなくなるの巻
私の知り合いにとある分野で大変なノウハウを持たれて成功されている方がいます。この方は自分とその家族が一生食うに困らない体制を作り上げてしまっているので、趣味半分に稼ぎ方を知りたいという人に教えてあげていたりしたのです。
そうしているうちにセミナーに呼ばれるようになり、書籍の出版の話が舞い込みと、どんどん知名度が増していって彼のノウハウも世の中に拡散していきました。
周りはあまり拡散するのは良くないのではないかと心配していましたが、本人はどこ吹く風で親切に色々な人にノウハウを教えてあげたのです。
その結果、数年後彼は自身の事業が大きく前に進まない状態になってしまったのです。かつて教えてあげた初心者達が彼のライバルになってしまったためです。
情報を拡散すると必ずライバルを増やすことになります。稼げる情報は本来自分の内に秘めているのが一番なのです。それでも情報を漏らす人がいるのは、情報を独占した時に自分が得られる利益と、情報を売って得られる利益を天秤にかけ後者のほうが儲かると考えるからです。
前述の方は、情報を漏らしておきながら、それを換金する作業を行っていなかったがために、結果的に大損することになってしまったのです。
どんなに小さな情報にも金銭的価値がある
あなたの持っている情報には必ず価値があるのです。その価値が1円なのか100万円なのかは情報によってピンキリですが、それでも必ず価値があります。0円の価値しかない情報というのは存在しません。それをタダで提供するというのは狂気の沙汰です。
商売で成功したいならライバルの少ないブルーオーシャンを選ぶのは鉄則です。せっかく見つけたブルーオーシャンの情報を世に広め競争の海レッドオーシャンに変えてしまうというのは、本当に愚かなことです。
自分だけのブルーオーシャンの在り処を誰かに教えるには、それにふさわしい対価を受け取らなければいけません。海の在り処を教える際に対価を受け取っていれば、たとえ競争の海になって自分が稼げなくなっても手元には大金が残るのです。
どんなに小さな情報にも必ず価値があるので、情報をタダで人に教えるというような愚かな行いは行ってはいけません。どういった方法であれ必ず換金しなければならないのです。
何度も繰り返しますがどんなに小さな情報でも換金できるのです。今まで誰も思いつきもしなかった誰でも稼げるスキマビジネスや、ある分野に鬼詳しい人だからこそ考案できた非常に高度なビジネスのノウハウ、みたいなゴリゴリのものでなくてもいいのです。
例えば、全くのパソコン初心者がアフィリエイトで月5000円のお小遣いを稼げるようになったノウハウ、トップ営業マンの私が飛び込み前にかならずチェックしている身だしなみ項目10選、メンタルトレーナーが教える本番前に緊張しないためのリラクス方法など、ライトな内容でも全く問題ありません。
それにふさわしい値段であれば情報を売ることは悪いことではないのです。大して中身の無いものを誇張したセールスレターで騙して売るから避難されるのです。適正価格で適正な情報を売るのがダメなら出版も悪事ということになってしまいます。
情報を有料で販売する方法
情報を換金する方法にはいくつかありますが、一番定番なのは情報の有料販売です。情報商材を作って販売するだけではなく、書籍の出版などもこの情報の有料販売です。
ただ、印税は大したことはなく、ビジネス書を無名の新人が書いたところで印税は10%には到底届きませんので、手元に入ってくる現金は僅かです。よほどの部数を売らないとまともな収入にはなりません。
そこで、人は電子書籍に向かうわけですね。アマゾンの電子書籍「Kindle ダイレクト・パブリッシング」なら印税は最高70%にもなるそうです。(配信コストを負担すると実質的には大幅に下がるとも言われています)数百円で電子書籍という名の情報商材を販売している人もいますが、数が売れれば結構なお金になるそうです。
それでも他人の用意したプラットフォーム上で販売するのが気に食わない人は、自分で情報商材を作って販売するのが一番です。インフォトップなどの情報販売サイトを利用するのもいいですが、究極的には自分のブログ上で販売することも出来るのです。決済の問題がありますので販売サイトを通したほうが効率的ではありますが。
また、最近は有料サロン形式で月々会費を取る手法も盛んです。シナプスなどでオンラインサロンを開き情報を提供することで月々会費を取ることも出来るようになってきています。
情報を無料で閲覧させて広告収入を得る方法
情報をお金を取って販売するのはどうも気が引けるという人には、ぜひアフィリエイトをおすすめします。情報をブログなどで無料で配信して、ブログに貼ったアフィリエイト広告からの広告収入によって利益を上げるのです。
情報商材の販売が有料の雑誌だとすると、ブログはフリーペーパーですね。閲覧する読者からは直接お金は取りませんが、広告を入れることで間接的にお金を払ってもらうのです。
お金を直接払わせるわけではないので、こちらのほうがハードルは大幅に低くなります。ただし、同じ労力を投入した時に得られる利益は、有料販売に軍配が上がります。
ネットサービスもそうですが、無料サービスというのはとにかく大きく儲かりません。一気に稼ぎたいなら少しチャレンジして有料サービスを販売する必要があります。
情報を売って稼ぎたいのなら有料で販売するのが一番です。しかし、それは気が引ける、自分にはハードルが高いという方は、まずはブログで情報配信して広告を貼り付けることから始めましょう。ブログが人気になると、そこから有料の情報販売につなげたり、コンサルやセミナーにつなげたりと、夢が広がります。
いずれにしても、本当に人の役に立つ情報なら、必ずお金に換金できるということを覚えておきましょう。無料で世の中に広めてしまうのはあまりにも勿体無いことなのです。
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