サービス業のアルバイトは高校生の時に経験がおすすめ!お金を稼ぐよりも社会勉強に価値がある
高校生がアルバイトをすべきなのか、するべきではないのかというのは、人によって意見が異なる問題だと思いますが、私はあえて声を大にして絶対にしておくべきだと主張したいと思います。
もちろん大学受験などを控えている学生も多いと思いますので、本業である勉強に支障が出てはいけませんが、週に1,2度くらいならぜひともアルバイトに取り組んでおくべきでしょう。
後ほど長々詳しく語りたいと思いますが、小遣いを稼ぐのもよいのですが、主に社会勉強のためにアルバイトをするべきであると考えます。
そう言うと、それなら大学生になってからでもいいじゃないか、高校生でバイトにのめり込んで大学受験に影響が出たらどうするんだ、という意見が出てきそうですね。
いや、大学生になってからでもいいんですよ。実際私は高校がバイト禁止だったので、バイトは大学生に入ってから手を出しました。家庭教師とファーストフードでのバイトを2年くらい経験しました。今になってもっと色々やればよかったと思っています。
しかしね、バイトというのは所詮賃金労働で時間の切り売りなんですよね。若い時間をたかだか時給1000円位で切り売りしているのに過ぎないのです。大学生になってまでやることじゃないでしょうと。実際に私も20歳からは起業を目指して個人事業を始めました。
15歳から18歳の高校生の時は未成年で出来ることが限られますので、バイトをするのも良いでしょう。わずかながらお小遣いが稼げて、社会勉強にもなります。
しかしね、20歳を超えて成人する大学生はもう大人と同じ権利があるのです。間もなく成人が18歳になりますので、大学入学と同時にもう大人です。そうなると事業を起こしたりすることが容易になるのです。そんな環境で時間の切り売りのバイトなんかしている場合ですか?
社会勉強としてのバイトは高校生の時にサッと済ませておいて、大学生になったら学生起業をする。これが賢いこれからの生き方ですよ。また別記事で書きますが、起業を志すなら断然大学生です。新卒保険を取っておきながら一発当てるのを目指せるのは大学生の時しかありません。
社会人になってからなんてそう簡単に独立起業なんてできませんからね、現実では。自分で日々の食い扶持を稼がなければならず、しかも一回会社を辞めれば二度と同レベルの会社には入社できない一か八かの勝負になります。
その点、大学生であれば、失敗したら何食わぬ顔で就活をして、おすまし顔で新卒として就職すればいいのです。新卒保険を残した状態でチャレンジするのと、もうとっくに新卒保険を使ってしまった後でチャレンジするのではまるで話が異なります。
大学生になったら自分で事業を起こす!そのためには逆算するとアルバイトで社会勉強をするのは高校生の時しかないのです。じゃあバイトしなくてもいいじゃんということを言う人もいるかも知れませんが、それがあかんと言っているのや。
ということでなぜバイトで社会勉強をしなければいけないのかということを延々語っていきたいと思います。
この記事のもくじ
サービス業でアルバイト経験がない人間はクレーマーになる
私は仕事をする時によくカフェを利用するのですが、度々クレーマーの姿を目撃します。
店側に何か問題があればクレームを入れるのは何ら問題ない正当な行為で、企業側にとってもサービスの問題点などに気づく重要な意見があったりするので、非常に大きな財産になります。
が、私が生で目撃したクレームで、企業のためになる正当なものってほぼありません。大半がクレーマーの自分勝手な論理に基づく意見だったり、言いがかりとしか言いようのないクレームの為のクレームでしかありません。
私は今本業はECを営んでおりまして、ネットショップで一般消費者向けに商品を販売しています。購入者側も氏名や住所が割れているので流石に強烈なクレームは割合的に少ない気がしますが、それでも年に何度かは異常なクレーマーが登場します。
また学生時代は私もファーストフードでアルバイトをしていましたので、対面でのクレーマーもそこそこ見てきました。
クレーマーは、世代性別問わずにいますが、強いて傾向付けするとすれば割とハイクラス層や底辺層が多い気がします。失うものがなくストレスや不満を溜め込んでいる底辺層はともかく、お金にも余裕のあるハイクラスにクレーマーがいるのはなぜでしょうか。
色々と原因はあるとは思うのですが、その一つとして社会勉強が足りていないことがあるのではないでしょうか。彼らって一度もバイトをしたことないままに社会人になってしまった人が少なくないのです。
幼少の頃から私立の学校に通い、裕福な親から全てを与えられ、バイトなんてするなそんな時間があるなら勉強しなさいと親に言い聞かされて、勉強だけして立派な大学に入って立派な職について裕福になったような人です。
確かに優秀でお金持ちなのかもしれませんが、自分がハイクラスの仕事しかしたことがないため、サービス業で働いている人の気持ちが分かりません。
よく言われることとして、自分が働いていた経験のある業界で理不尽なクレームを付けたりする人はいないという話がありますが、あれは本当だと思います。
(悪い意味で意識高いやつを除く。百貨店や一流ホテルなどのハイレベルサービスを提供する側の人間で変に意識高いやつは、消費者側になると同じレベルのサービスを安い店にも求めたりするクレーマーになったりする。)
そこで働いていた気持ちがわかるからこそ、当然理不尽な言いがかりをつけたりはしませんし、たとえ正当にクレームを入れられる店側のミスのケースでもおおらかな気持ちで大目に見てあげたりします。
ちょっとしたことでもクレームをつける輩が増えている昨今、違う立場の人間の気持ちを考えられない人間が増えているのも一員なのではないでしょうか。
社会のボトムを知らないで大人になると頭が良くても騙される
私も起業をしてから結構になりますので、それなりにお金持ちの人と関わることも多いのですが、貧乏な家の出身や高卒から成り上がった社長はともかくとして、最初から金持ちの家系に生まれて医者や弁護士をはじめとする資格職に付いていたり、ずっと私立の環境で育ちバイト経験のないままで社会人になってしまった人など結構な割合でいるのです。
バイトを一度も経験しないで社会に出るなど私からは考えられないのですが、本当に結構な割合で見るのです最近は。
全員が全員ではないのですが、こういった人々の社会を知らないこと知らないこと。本当に一流の仕事をして裕福な身分なのに、社会知らず故に騙されたり、見当違いな主張をしたり、貧乏人を見下したりと、残念な気分になることもしばしばです。
私は一瞬で辞めたとはいえ証券会社に新卒で入っていますので、医者などの富裕層が格好のターゲットにされているのをよく知っていますし、今やっている不動産投資の世界においても賢いはずの医師やハイクラスサラリーマンなどが中卒・高卒の営業マンにいいようにやられている話をよく聞きます。
知り合いの医師を見ていても分かるのですが、親がバイトする暇があるなら勉強しろ必要なカネなら全部出してやるという感じでバイトをさせないんですね。
そのまま社会に出ること無く狭い医療の世界で一生を過ごすので、とにかく世の中のボトム層に触れたり学んだりすること無く大人になってしまうのです。
日本人にもどれだけ下劣な人間がいるのかということを、学ばないままに大人になってしまうわけです。だから騙されるのです。学校のお勉強が出来ても、社会のお勉強ができないから、自分よりもアンダークラスの営業マンや詐欺師に見事に騙されてしまうのです。
私の知り合いの医師や難関士業の先生でも、周りの取り巻きに食い物にされている人が散見されます。私の弟も私立の医大を出ている医師で、色々と話を聞く限りでは、親も金持ちで私立大学の医学部を出ている人は、やはり比較的世間知らずが多いようです。
すごく優秀で立派な職業についていて年収も高いのに、なんでこんなに馬鹿な生き方をしているのだろうという残念な気持ちになることもしばしばです。
それだけで大きく変わることではないかもしれませんが、この人達が若い時にバイトでもしてボトム層まで含めた社会全体についての社会勉強をしていたら何か変わったんじゃないのかなあと常に思っています。
お金持ちの家に生まれて、私立人生を歩み、下劣なボトム層に触れることなく温室育ちで大人になった人は、もっと広い世界を見て社会勉強する必要があるのではないでしょうか。
お金を稼ぐ苦労を知ることで親に感謝し勉強にも身が入る
お金を稼ぐということは非常に大変なことです。しかし親の庇護の元でヌクヌク暮らしている子供の頃はそんなこと知る由もありません。
思春期の万能感で親を馬鹿にして、自分が親が死ぬ思いで稼いだお金で暮らしていけることを自覚していない子供のなんと多いことか。
自分でバイトをして初めてお金を稼ぐ苦労を知ることで、親への感謝の気持ちが芽生え親子関係も良好になります。自分が高校へ通えているのも親のおかげだと自覚できれば、貴重な時間をダラダラと無駄にすることなく勉強にも身が入るようになるでしょう。
私は大学生になったら学生起業をすることをおすすめしていますが、これがたまたま当たってしまったりしたら、一生苦労してお金を稼ぐ経験がないまま進んでしまうかもしれません。これは大変危険なことです。
今から15年ほど前に、当時カリスマアフィリエイターだった私は、とある高校生男子に頼まれてアフィリエイトを教えてあげたことがあります。無料で教えた人の大半があっという間に諦めて1円も稼げないで辞めていく中、彼は1年ほどで月100万円以上稼げるようになりました。
しかし、そこからがいけなかった。16歳にして親の月収を越えた彼は散財につぐ散財をした挙げ句、人生イージーモードとばかりに高校をやめてしまいます。
堕落した人生を過ごすうちにアフィリエイト収入も下がってしまい、結局中卒の引きこもりになってしまいました。まあ30歳になった今、株式投資で億トレーダーとして復活しているんですけどね。もともと能力は高い人でしたので。
何が言いたいかというと、お金を稼ぐのは大変なことなんだ、楽に稼げる道なんて無いんだという、あまりにも当たり前の事実を経験しないうちに偶然大金を手にしてしまうと、人生めちゃくちゃになるかもしれないよということです。
下積みって大事なんです。
まとめ
ということで、高校生は絶対にバイトを経験しておいたほうが良いという話でしたが、お気づきの通り大学生になったら起業をするという前提で逆算した話なんですね。
別に独立起業なんて全く興味なくて、普通に新卒で就職すればいいんだという方は、大学生になってからアルバイト経験でも良いのです。ただ、高校生だろうが大学生だろうが、必ず一度は接客業のバイトを経験しておくべきではありますが。
しかしね、日本の社会の情勢や国際情勢、格差拡大やIT化やAIロボット化で労働者の働き方が大きく変わってきていて、そしてこれからもっと加速度的に変わっていく中、従来どおりのキャリア形成で死ぬまでイケルと思いますか?
日本人は保守的ですので大きく社会構造が変わるには時間がかかるので、ドラスティックに変化することはないでしょうが、大企業に入ったら安泰なんて時代はとっくに終わりを告げて、個人でも稼ぐ力をつけていかないと生き残れない時代になりました。
ガッツリ独立してフリーランスで生きていくような極端な話ではなくても、副業で何らかの商売をしないと安心して生活していける時代ではありません。
最近話題のショボい起業でも良いのです。ブログ(笑)やYOUTUBE(笑)でもいいんですよ。月1,2万程度しか稼げないようなショボい副業でもいいので、何か自分だけの力で稼ぐ手段を持つことが重要です。
そのためには、大学生時代に事業を起こすことが重要です。事業って言ったって本格的なものじゃなくて、アフィリエイトで稼ぐためのブログ書くだけだっていいのです、何もしないよりは遥かに。
だからこそ、逆算して高校生のうちにバイトで社会勉強を済ませておいて、大学生になったら学校の勉強やサークル活動などの社会勉強はもちろんですが事業を起こせということなんです。
もちろん遊びや恋愛も大事ですが、なんと言っても高校生は勉強とバイトを頑張れと、そうアドバイスしたいですなオッサンとしては。
ゲームにソシャゲに、引きこもってアニメやネット三昧なんてバカバカしいやろ!
そんなの人生終わったオッサンになってからやれや。あのなあ、そんなもんはジジイになってからでも出来るんや。若い内にしか出来ないことをやりなさい!
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面白かったです。
ただ、以下の部分が気になりました。
>ブログ(笑)やYOUTUBE(笑)
かっこわらいをつけるということは、ある程度批判的な考えをお持ちだと思うのですが、今ご存知の通りyoutuber化が流行りです。
有名なアフィリエイターも多数参入しています。
アフィ先生のyoutubeについての意見を聞いてみたいです。
記事のネタとしても面白いのではと思います。
コメントありがとうございます。
笑を付けたのは事業としてリアルビジネスよりもショボいように考えている人が多いからあえてです。
何となく格下に見えるだけでリアルビジネスよりもよほど稼げる可能性を秘めていますがね。
youtubeは去年から本格的に参入しようと準備中ですが、忙しくてはじめられていない状態です。
もう周回遅れくらいに遅いですね。なんとしても夏くらいまでには参入したいです。
笑いどころではなく、これからのアフィリエイターや情報発信者のトレンドどころか必須条件になるでしょうな動画は。
活字メディアだけでは絶対に勝てない時代になると思います。やった方が良いではなく必須ですね。
ブログだけでなくSNSや動画を組み合わせてキャラクターを売っていかないと、単純な文字メディアのSEOでは生き残れないのは間違いありません。
アフィリエイト先生すごくためになるブログありがとうございます。ここ3年分くらいの記事は読みました。
最近アフィリエイトについて色々調べているんですが、アフィリエイトで検索すると情報商材屋がめちゃくちゃでてきます。
正直みんなテンプレ通りのセールスをかけてきて(DRM)、なんかこの業界ってマルチっぽいよなあと思って嫌厭してしまいます。
アフィリエイト先生もDRMで情報商材を売っていたことはあるのでしょうか。
コメントありがとうございます。
DRMでの情報商材販売はやったことはありません。
ダイレクトレスポンスマーケティングが主流になる前、まだホームページで情報商材を販売するのが主流の時代の2005年位に、情報商材ビジネス参入を考えていた時期もありましたが、結果的に参入しませんでした。
ただ、それは良心から詐欺的なビジネスに参入できなかったということではなく、単純に極度の面倒くさがりな性格が災いしてタイミングを逃しただけです。
情報商材は批判されることが多いですが、しっかりと作り込まれたまともな内容のものでしたら、私は決して高いとは思いません。
まあ世の中の情報商材の9割以上が詐欺的なゴミなので、否定的に見られるのは当然ですが。
ただ、前に別記事でも書きましたが、情報商材買っても99%はまともに稼げるようにはなりません。
https://utunet.com/blog/33.html
商材の内容云々ではなく、やる側が継続できないのが主な要因です。商材を買うのではなく信頼できる実際に実績を出しているリアルの知り合いから直接教えを請うのが一番です。
先生、早速の返信ありがとうございます。
情報商材を買っても確かに、読んでフーンで終わっちゃいそうな気がします。
実績を出してるリアルの知り合いから教えてもらうのは最強ですね。やる気の入り方は全く変わってくる気がします。
このブログは丁寧、誠実な言葉でアフィリエイト先生の体験がつづられていて、すっかりファンになってしまいました。
アフィリエイト先生はネット上で弟子をとるようなお気持ちはありますか?
コメントありがとうございます。
昔は弟子というかスカイプで気軽に教えていたりしたのですが、今は私もいい年になり暇がなかなか取れないこともあり指導の依頼は受けていません。
それ以上にアフィリエイトで稼ぐことが年々難しくなっていることがあり、何を隠そう私もここ何回かのコアアルゴリズムアップデートでやられてしまって壊滅状態なのです。3月のアップデートで本当にシャレにならない壊滅に至りました。
したがって、正確にはもはや教える資格が無いという方が正しいかもしれません。そもそも、今というよりここ10年ほどはECを主軸事業にしていて不動産投資を合わせて行うようなビジネスモデルを取っているので、正確にはアフィリエイターではないのです。
アフィリエイト先生というのは昔から使っているハンドルネームで、今まさにガッツリアフィで稼いでいるぜ!ということではないのです。
アフィで稼ぎたい場合は、まずブログアフィから始めてみるのがいいと思います。このしょうもないブログみたいな雑記系でいいと思います。
何も考えずにがむしゃらに50記事くらい書くとポツポツ人が来るようになりますので、そこから先はブログアフィで稼いでいる人のブログの記事を読んだりそのブログ自体を研究したりして、人を集められる記事を書けるようにブラッシュアップしていきます。
1年続けて200記事くらい書けば、何か間違わなければ少なくとも月にアドセンスで1万円は稼げるようになります。そうしたら成果報酬型アフィリを貼る記事を書けるように研究すれば後は記事数を伸ばすだけで月20万30万クラスにはなれると思います。
月100万クラスは飛び抜けた才能ないと無理です。インフルエンサーは100万いけるみたいに簡単に言っていますが、あれはたまたま行けた人が声がデカイだけで、その何百倍もいるいけなかった人は発信をしないし、しても発信力がないのであなたに届いていないだけなのです。
早くて1年、遅くて3、4年位で、月10万くらい稼げるようになれば、有料の教材を買って必要なノウハウや技術を身に着けていくのはいいと思います。間違っても自分の金で商材を買わないように。ネットで稼いだ額の範囲内で買うのはありです。
変なノートとか買ってもろくな内容ではないです。ノート売っている人のブログを隅まで読み込むほうが勉強になったりします。
正直アフィはどんどん難易度上がっているので、昔のように誰にでも強くおすすめするとは言い難いです。SNSや動画を合わせて総合的に攻めていかないと勝ち残れない時代がすぐそこまで迫っています。かなりの覚悟を持って望む必要があるでしょう。
ブログの細かいやり方などはYoutubeなんかにいくらでもノウハウ動画が転がっています。
先生、今回も丁寧な回答ありがとうございます。
とても現実的なアドバイスで参考になります。
確かにこれからは個人が稼ぐのは難しくなるでしょうね。企業ががっつりとアフィサイトを作っていますから。
個人が勝つには動画なども使い自分のファンを地道に獲得していく必要があると思います。そして自分の作った商品をファンに売っていくというような。
まずは気楽に雑記ブログでも初めて見ようと思います。
これからも先生のブログ更新楽しみにしています