正しい方法で節約生活を送れば貯金が増えるぜ!収入を増やすよりもずっと簡単にね

もう2015年も残すところあと僅かになりましたね。この時期といえば、クリスマスにお正月とイベントも盛り沢山ですが、忘れてはいけないのが冬のボーナスです。

アベノミクスによる緩やかな経済の回復で、大手企業はこの1,2年給料が上がってきましたが、この冬のボーナスはまた最高水準を記録したようですよ。皆さんのボーナスはどうでしたか?

現在の方式で集計を始めた1981年以降では、過去最高。
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なになに?中小企業勤めには関係ないって?

うーん、色々な方にお話を聞いていると、中小企業でも上がっているところは上がっているようですが、大企業に比べるとまだまだ賃金上昇は限られているようですね。特に零細企業で働いている人にとってはまるで別世界の話のようです。

給料がなかなか伸びない中、副業に取り組んだり起業を試みる人も多いようですが、なかなか結果を出すのは難しく厳しい世界のようです。アフィリエイトやブログ飯を目指す方も増えているようですが、どうですか?上手く行っていますか?

勤め人として賃金労働を行うにしても、自分で事業を立ち上げ起業するにしても、お金を稼ぐって本当に大変ですよね。

会社の給料が上がらない中、今の収入を増やそうとすると、本業プラスでアルバイトをしたり副業に取り組んだりとダブルワークの必要が出てきます。本業で疲れている上にさらに労働を強いられるので、今の給料プラスの所得を得るということは本当に大変です。

でも、もっとお金を稼がないと家計が苦しい、将来や老後に向けてもっと貯蓄をしておきたい、など必要?いやある種の強迫観念に駆られて収入増を目指す人が多いようです。

私が提案したいのは、収入増もいいけど、支出の抑制にも目を向けてみてはいかがですかということです。もう節約はさんざんやっているよという人も多いかと思いますが、中には非効率な節約を行ったり、節約した気になっているだけの節約もどきに嵌っていたりと、きちんとした節約生活を送れていない可能性が有ります。

きちんとした正しい手法で節約生活を心がければ、収入を増やすことよりも遥かに楽に手元のお金を増やすことが出来る可能性が有ります。一度自分の節約手法について見なおしてみてはいかがでしょうか。

なぜ節約は収入増よりも楽にお金を増やせるのか

節約をすることは、極めて重要です。なぜなら、節約をしてお金が浮けば、同額稼いだことに値するからです。

いや違いますね。所得には所得税等々がかかります。したがって、1万円稼いでも、手元に残る手取り額は7000円,8000円程度でしょう。累進課税ですので高額所得者なら手取りは5000円を割ってしまいます。つまり、ダブルワークで今より月に1万円多く稼いでも、手元に残るお金は7000円,8000円です。

一方、1ヶ月で同じ1万円を節約することが出来たなら、手元に残るお金は1万円です。同じ1万円でも稼ぐのと節約するのでは、ここに違いが出てくるのです。これが節約が大切な理由です。

いくら収入を増やしたところで、そこから所得にかかる各種税金や社会保障費を引かれた額が、手元に入ってくるわけです。こうしてせっかく入ってきたお金をじゃぶじゃぶ使ってしまったら、いつまで経っても貯蓄は増えません。収入増も大切ですが、それにも増して支出を抑えることは重要なのです。

とはいえ、生活必需品はどうやっても購入しなければいけませんし、欲しいものもあるでしょう。何も必要なモノや欲しいものを我慢せよと説いているわけではありません。

節約のコツはケチケチすることではなく、無駄な支出を減らすということです。ある程度は欲しいものを買っても問題ないのです。いかに無駄な支出の習慣を減らすのかということがポイントとなります。

機会費用を考え無駄な労力を使わないようにしよう

節約の大切さは前述の通りですが、無駄で非効率な節約もどきは避けるべきです。節約したつもりになっているだけで、実は人生の大いなる損失になっているようなことは避けるべきです。

経済学には機会費用という概念があります。これは簡単に言うと、例えばあなたが映画を見に行く為の費用は映画のチケット代だけではないよ、ということです。

なぜなら、もしあなたが映画を見ずに、その時間アルバイトをしたなら給料がもらえたからです。よって、映画を見ることの費用は、「チケット代」+「見た時間を労働に費やせば貰えた筈の給料」ということになります。このように、自分の時間を費やしているわけですから、何かを行うには2重に費用がかかるのです。

これを知らずに、卵が1パック20円安いからといって、隣町のスーパーまでチャリンコを飛ばして買い物に行く、自称節約主婦はアホなわけです。こういう人は、わずかな金のために、もっとも貴重な時間という資源を浪費しているのです。

時間は、あなたが所有する最も貴重で根源的なリソース(資源)です。人は生まれ持った唯一のリソースである時間を、労働などの通じて、お金に変換して生活していくわけです。

あなたが楽しみたいと思ったら、お金を払って何らかの楽しみを手に入れるわけですが、そのお金も元々は時間というリソースと交換したものです。

ご存知の通り、人間が一生に使える時間は限られています。よって、それを最適な量だけお金に変換して、効用(あなたの満足度)を最大化しなければいけません。

話が難しくなりましたが、ここまで来ると人生全体の設計や価値観の話になるので、ここらでやめておきましょう。要は、節約は大事だけど、労力投入とリターンが吊り合わない節約は止めましょうということです。

効率のよい節約生活の手法とは

ではどういった節約生活を心がけていけばいいのでしょうか。ポイントは色々ありますが、ここでは3つのポイントをご紹介いたしましょう。

削減できる絶対額がデカイものから取り組む

節約というと、数十円の違いをチマチマ積み重ねていくイメージがありますが、そんなことしてもいくらの節約にもなりませんよ。やはり額の大きいところから削っていくのが王道です。

毎日毎日、風呂の残り湯を必死に汲み上げて洗濯に使ったところで、節約できる額は月に数百円がいいところでしょう。そんなことしている時間が勿体無いですし、それで腰でも痛めたら元も子もありません。

そんな1回数十円の節約よりも、もっと額の大きなものから見直していきましょう。一番大きいのは、そう家賃です。ここを見直すだけで月に1万円単位で節約できるかもしれません。無駄に高級で便利な所に住んでいませんか?

「まだ東京で消耗してるの?」というのは有名プロブロガーのイケダハヤト氏のブログタイトルですが、最近プロブロガーのカリスマであるイケハヤの影響を受けて何番煎じかで地方に移住する専業ブロガーが多いようです。 私がチェックしているブログ飯食ってるブロガーも、
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最近では、携帯電話やネット回線などの通信費もかなり大きく家計に負担になっています。大手キャリアのスマホを使っていると、1台あたり月に8000円程度払っている方も多いようです。家族4人で持てば3万円ですよ月に!

少し使い勝手は落ちますが、MVNOなどを活用すれば1台2000円以下に抑えることが出来ます。これも家族分で考えれば1万円単位で節約できる可能性が有ります。

先日ついにiPhone6sが発表されましたね。思ったよりも進化が少ないなどの不満や、絶対買うなどのアップル信者の声など罵詈雑言いろいろ飛び交っていますが、私が一番驚いたのはそのお値段です。 ドコモやAUやソフトバンクなど
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こういったガッツリ削れる可能性のあるところから節約を心がける必要があります。電気代や水道代をチマチマ削っていったところで、月に1000円2000円節約できれば良いほうでしょう。

そんな乾いた雑巾を絞るような節約する前に、じゃぶじゃぶに濡れた布がいくらでもあることに目を向けましょう。

一度の手続きで毎月毎月削減できるものから攻める

上で紹介した家賃や携帯代の節約は、毎月ほぼ一定額が自動的に繰り返し繰り返しかかってくるコストです。単発ではなく一度見直せば毎月毎月節約できるものは特に優先して削っていきましょう。

例えば、いつも買っている納豆が隣町のスーパーのスペシャルセールで50円安くなっているからといって、自転車で駆けつけてはいけません。これぞ単発の節約です。手間がかかり費やす機会費用とリターンが合わないうえ、節約できるのは今回1回の50円だけです。

それに対して、1万円安い家賃の物件に引っ越せば、確かに引越し時にはとてつもない労力と時間とコストがかかりますが、それから毎月1万円ずつ節約することが出来るのです。

こういう一度の手続きで繰り返し繰り返し節約できるものから取り組みましょう。こういう節約が投入する機会費用とリターンが見合う節約です。

節約のプロセスを自分の生活習慣に組み込む

節約しようと思っても、単発の節約術をあれこれ考えるのは面倒ですし時間の無駄です。それよりもちょっとした手間で大きく節約になるプロセスを、自分の生活習慣に組み込んでしまいましょう。

節約するぞ!と気張って取り組むのではなく、習慣に組み込んでしまうことで、新たな労力を投入すること無く効率的に節約することが出来るのです。

例えば、日常の買い物は全て高還元率のクレジットカードで支払うというのはいかがでしょうか。現金は使わない、全てクレジットカードで支払うというのを、自分のライフスタイルとして取り入れてしまうのです。

こうすれば、特別に新たな手間を負うことなく、節約を行っていくことが出来ます。ちなみに高還元率のクレジットカードは1.5パーセントを超えるキャッシュバックがありますので、年間100万円買い物をすれば15000円以上のキャッシュバックが受けられるのです。

水道光熱費や普段のスーパーの支払いなど、あらゆる生活費をカードで支払っていけば100万円なんてあっという間です。年間300万円消費するご家庭でしたら5万円程度のキャッシュバックがあるので非常にデカイです。

昨日の節約のススメの記事で、自分の生活習慣の一部として節約のプロセスを組み込んでしまうことが大事だと説きましたが、その際に光還元おクレジットカードでの支払いを習慣化することについて触れました。
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あるいは、毎日水筒を持参して、自動販売機では絶対に飲み物を購入しないというのでもいいでしょう。これは少額をチリポリ積み重ねるタイプの効率の悪い節約ですが、毎日水筒を持参するということを当たり前の生活習慣として自分の常識にしてしまえば、負担感がありません。

新たにいろいろ考えなくても、自然に節約プロセスが自分の生活習慣に組み込まれてしまっている事が重要です。あれこれ考えてああでもないこうでもないと時間を費やすことが最も無駄なのです。

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