子供がいるなら学区や地域や物件の民度は重要?学歴マップや犯罪マップで住むべき場所を調べよう

一昨日アップした記事で、東京にしがみつかないで千葉埼玉に移住すれば大幅に節約できるよという話をしました。

また、郊外のボロ戸建てを買って住めば35年ローンで新築を建てるより幸せになれるよとも唱えましたね。

まあ、私のようなプライドのない独身者ならこういった節約方法は良いアイデアですが、家族がいる人などは現実的にこうはいかない問題があります。

一番の問題はやはり子供でしょう。子供がいるとショボイ家に住むのにはかなり抵抗がある方も多いと思います。あまりにあばら家に住んでいたら、子供が友達も呼べずに「いじめ」のターゲットになる恐れがあります。

節約も大切ですが、家族がいる方は住環境も重視する必要がありそうです。

不動産投資をする方も同じで、購入する物件の建つ地域の民度や住民のレベルをよく考える必要があります。ヘタな地域に買うと、管理に苦労することになりかねません。

子供の教育を考えると多少家賃が高くてもある程度は民度の高い地域に住みたい

最近は、子供の重大犯罪などもニュースなどで度々耳にするようになりました。実際は子供の犯罪は昔から比べると減っているそうですが、ニュースを聞いていると心配になってきます。

子供がいる人は、学区などを考慮すると、あまり程度の低い地域に住むわけにはいかないのでしょう。

私はそんなこと全く考えていなくて、「こりゃ安くてイイわい」と思って、安い地域の安い物件に住んできましたが、よく考えたら子供が家族がいるとそうも言ってられませんよね。

先日、横浜に住む起業家の方のお宅でバーべキューに招かれて行ってまいりましたが、高台の一戸建てで庭から横浜の街とランドマークタワーなどMM21方面が見渡せる素晴らしいロケーションでした。

お家賃は20万円オーバーだそうで、一瞬うわーすごいなあ、よく借りるなあと思いましたが、お子さんがいらっしゃるので学区などを考えれば当然の投資です。

私の住んでいる地域なら、同じような戸建ては6,7万円で借りられるのでしょうけど、地域に住んでいる層は大きく異なるでしょう。

横浜の住宅街には割とハイソな方が多いように感じましたが、うちの近所は少し違う気がします。結構どこの国の人か良く分からない方々もたくさん住んでいるし。

私の住んでいる地域も極端にガラが悪いわけではありませんが、爆音のバイクを乗り回していたりDQN系のガキも多いので、子供を公立校に通わせるとなると少し考えてしまいますね。

住民や同級生の民度は地域と家賃にハッキリと相関関係がある

安い賃貸物件から高い物件に引っ越したことがある人はよくお分かりだと思いますが、家賃によって住んでいる層は随分異なるものです。

家賃は給料の3分の1までなどとよく言われますが、所得によって借りられる物件、購入できる物件というのは異なってきます。月収20万円以下の人が、家賃20万円の物件に入居することは不可能でしょう。

所得の多い少ないで人間の価値が決まるわけではありません。
色々な成功者を見てきましたが、どう考えても優しい性格の人よりも、人を蹴落としてでも儲けたいという人のほうが成功してますもんね。いじめられっ子よりもいじめっ子のほうが成功するのが世の中です。

所得の多い人が人格的に優れているわけではありませんが、やはり一般的には所得の高い層のほうが民度が高い傾向にあるのでしょう。

そう考えると、高い物件に入居できる=ある程度の民度を備えていると考えられます。ナチュラルに持ち合わせている民度もそうですが、失うものがある立場なので無茶な行動ができないというのが正解でしょう。

マンションなど集合住宅であれば、家賃の高さはそのまま住民のレベルになりますので、安全安心な暮らしを求めるならある程度グレードの高い物件に住む必要があります。

加えて、自分の入居する物件のグレードだけではなく、物件の建つ地域のグレードも考慮する必要があります。関わるのは同じ物件の住民だけでなく、地域の住民のもまた接点が出てきます。

私が育ったのは大きなニュータウンでしたが、中学校の両脇に2つの小学校が立地するという変わった所でした。ニュータウンの子どもたちは片側の小学校に通い、ニュータウンの周りに広がる昔からの地域の子供達はもう片方の小学校に通います。

この小学生たちが中学生に上がると、同じ真ん中の中学校に通うようになります。中学生になり驚いたのは、私の通っていたニュータン側の生徒と比べると、もう片方の小学校出身の生徒たちがやんちゃな傾向にあったということです。

近隣の地域に住んでいながらここまで層が変わるかという感じでした。ニュータウンに住んでいるのは東京の大企業に勤めている中の上流家庭が多く、その周りの昔からの地域に住んでいるのは地域で働いていたり、肉体労働をしていたりする層が多い感じでした。

小学校の頃は割と平和でしたが、中学生の時はイジメで転校する人がいたりと結構なカオスでした。子供の教育を考えると、はやり安全な地域に住みたいというのもよく分かります。

私も子供がいたら今みたいな地域には住まなかったでしょう。お金がもったいなくても絶対にグレードの高い地域に住みますね。

引っ越しや不動産購入前に地域の程度を調べる方法

それでは、住民の民度が高いグレードの高い地域というのはどうやって調べれば良いのでしょうか。やはり、東京までのアクセス時間が同じような地域など、自分の必須とする条件が同じような地域で比較して、ある程度家賃が高い地域を選ぶことが一番でしょう。

その他の見方としては、地域別の学歴分布を見ることができる学歴マップや、地域別の犯罪発生率を調べることができる公的な地図などを活用する方法もあります。

首都圏と関西圏の学歴マップ


(出典)http://kishibaru.cocolog-nifty.com/blog/

画像クリックで拡大します。高画質版は、上記リンクの元サイトでご覧ください。元サイトには関西版も掲載されています。

こちらの学歴マップは、高卒か高校から進学したかの割合であり、大学のグレードなどは考慮されていないものの、ある程度の参考にはなります。高校卒業後に進学するとなると、ある程度のお金が必要になりますので、家庭の経済水準が分かります。

私の実家の横浜市の某区は真っ赤ですね。私が現在住んでいる埼玉県の某市も、辛うじて赤くなっています。

こうしてみると埼玉県は良く分かりますね。川口市を除くJR沿線と東武東上線沿線は割と赤くなっていますが、東武伊勢崎線(じゃなかったスカイツリーラインになったんだっけ)沿線は、青くなっています。西武鉄道沿線もなかなかですね。

埼玉県民の常識として、足立区から北上した東側の地域の治安が悪いというのは知っていましたが、こうもハッキリと色が分かれるものなんですね。JR沿線では川口市が治安が悪いと聞いていましたが、こちらも青くなっています。川口は東京に近くて便利なんだけどなあ。

犯罪発生率マップ


(出典)http://www2.wagmap.jp/jouhomap/Portal

画像クリックで拡大します。

こちらは警視庁の発表している、東京都内の地域別の犯罪発生マップですね。平和な地域ほど緑に、犯罪多発地帯ほど赤く表示されます。かなり細かく見られるので非常に便利ですね。

上の画像は新宿駅周辺のマップですが、さすがに駅近の繁華街は犯罪多発地帯のようです。こういった繁華街が高くなるのは当たり前として、住宅街などでも違いが出るのはなかなか面白いところです。

東京都だけではなく全国の都道府県警察が発表しているはずですので、ホームページなどで探して確認してみてください。例えば埼玉県ですと埼玉県の市区町村別犯罪率ですね。

経済状況や犯罪発生率などを調べておけば、ある程度の地域の雰囲気はつかめると思います。あとは実際に地域の住民にいろいろと話を聞いて見たり、ネットの地域の掲示板などで地道に情報収集するしか無いですね。

コスパよりも家族の安全を重視する方は、引越前によ~く調べておきましょう。特にマイホーム購入ともなれば、後から後悔しても遅いのです。

この記事が役に立ったら「いいね」をポチッとな!

AD

ライフハックカテゴリの人気記事

3 Responses to “子供がいるなら学区や地域や物件の民度は重要?学歴マップや犯罪マップで住むべき場所を調べよう”

  1. ぬなし より:

    首都圏の学歴マップ2010年度版がwikipediaにあります。

    https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c9/Kanto-daisotsuritsu2010.png

  2. 匿名 より:

    >所得の多い少ないで人間の価値が決まるわけではありません。
    色々な成功者を見てきましたが、どう考えても優しい性格の人よりも、人を蹴落としてでも儲けたいという人のほうが成功してますもんね。いじめられっ子よりもいじめっ子のほうが成功するのが世の中です。

    所得の多い人が人格的に優れているわけではありませんが、やはり一般的には所得の高い層のほうが民度が高い傾向にあるのでしょう。

    いい指摘ですね
    あとは凡庸ですが

    そう考えると、高い物件に入居できる=ある程度の民度を備えていると考えられます。ナチュラルに持ち合わせている民度もそうですが、失うものがある立場なので無茶な行動ができないというのが正解でしょう。

  3. 匿名 より:

    ありきたりな観点…とも言えない管理主の主観に塗れてますね
    この手の持論というのは市町村の各枠内を適当に評価してるだけで全く他人の生活の助けになってないのがよく分かる
    分析したつもりのあなたより世の中の多くの人の方が緻密な分析をして有意義な生活に近づいていますよ
    東京deep案内を更に粗末にした記事ですね

コメントを残す